2019年10月3日

酒の564 月桂冠 大吟醸(生詰)

月桂冠 大吟醸(生詰) 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:50%

今回は月桂冠の3デシ大吟醸。スーパーで453円。
通常二回行う加熱殺菌(火入れ)を一回だけにしたタイプですね。
ざっくり言うと、一回目を省略して二回目分だけ火入れしたのが「生貯蔵酒」。
一回目の火入れをして二回目分を省略したのが「生詰」になると思います。
もっと言うと、まったく火入れをせずに出荷するのが「生酒」ですね。
前回の日本盛はその「生酒」ということになりますね。
まあ細かいことは横に置いて。軽く冷やして飲んでみた。

香りは最初のうちすっきりと透明な感じ。
後からじわじわとパイナップルっぽいような甘酸っぱさが強まってくる。
飲むと、やはり結構すっきりとしたクリアかつやわらかい口当たり。
舌の上で徐々に甘味が強まり、飲み込むとパッと華やかに広がる。
喉ごしは少しだけピリッと来るけどまあ甘くもなく辛くもなく。
後味はほんのり苦味の余韻があるけどおおむねすっきりしている。

全体の印象はとにかくすっきりさわやか。
軽さの中にじんわりと甘味や酸味、旨味を感じるタイプ。
味が強めの食べ物と合わせると負けてしまいそうな感じがする。
印象としては上善如水に似てるかも、なんて思ったりもした。

温度が上がってきたら甘味が少しはっきりしてきた。
苦味も強くなってきちゃったけど、でも常温くらいのほうが好み。

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