2020年12月28日

焼の120 合同酒精 直球勝負 12度

合同酒精 直球勝負 12度 200ml
焼酎甲類

今回は合同酒精製のちょっと変わった甲類焼酎。購入価格は151円。
以前から紙パックとかで出ていたけど今回カップが新登場。
ざっくり言うと、ちょっと味付けして度数を落とし基本割らずに飲むタイプ。
原材料はさとうきび糖蜜、米(国産)、米麹(国産米)、砂糖(蒸留後使用)/酸味料。
大きめのグラスに氷を入れて注いで飲むのがおすすめらしい。
なのでだいたいそんな感じで飲んでみた。

香りは特にどうということもなく普通に甲類の、アルコールの匂い。
度数が低めな分、刺激もなくて軽めな香り。
飲むと、すっきりとした口当たりから甲類特有のぼんやりした甘味が少し。
少し遅れて若干後付け感のある甘味が出てきて酸味も少し。
喉ごしはスムーズ。後味はほんのり苦味があって甘味も残る。

焼酎に収まる範囲での砂糖添加だろうからそんな量ではないだろうと思う。
でも結構甘く感じたなあ。酸味料の影響もあるのかも。
まあ飲みやすいのは飲みやすい。それは間違いない。
当然コクというものはまったく無いのですこし不思議な感じ。
気の抜けきったサイダー、と言うのはまあちょっと言い過ぎかな。
相当なヘビーユーザー向けっぽい。というのが正直な感想です。

2020年12月24日

酒の627 醉心山根本店 醉心 辛口

醉心山根本店 醉心 辛口 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:65%

これも酒販店で見つけた、ちょっと久々な基本タイプの紙カップ。198円。
フタが盛り上がったりしてなくてカップが硬い昔ながらの紙カップ。
お酒は広島の醉心。ずいぶん前に上撰カップを飲んだことがある。
さらっとしてやや甘めというイメージだったけど、今回は辛口とのこと。
そのまま常温で飲んでみた。

香りは軽め。少し揮発感があって確かに辛口っぽい感じがする。
飲むと、あーなんかすっきり。ほんのり甘味があるけどすっきり。
酸味が弱いんでやわらかくもやや平べったい印象。
前回のおけさカップとちょっと似た感じだけど苦味はそこまで強くない。
少しカーッとくる辛めの喉ごし。ドライな感じの後味。

酒だけでも結構淡麗だけど珍味なんか食べるともうホントに淡麗、ドライ。
そのぶん食べ物の邪魔はほとんどしないのではないかな。
まあ正直なところ、結構な酒飲みのためのお酒だなって感じがした。

2020年12月20日

焼の119 薩摩酒造 神の河 25度

薩摩酒造 神の河 25度 300ml
本格焼酎

今回は麦焼酎「神の河」。
出してるのはさつま白波の会社だったんだ。知らなかった。
この300ml瓶、数年前はよくコンビニで見たけどいつからか見なくなった。
今回出先のスーパーで久しぶりに見かけたので無事購入。
価格は失念。確か600円くらいだったはず。
長期貯蔵の熟成焼酎ということでうっすら色が付いてますね。

そのまま直球で勝負してみた。
香りは少し甘そうなバニラっぽさに、スーッとする揮発感。
本醸造の日本酒にちょっと似てるような気がしないでもない。
飲むと結構すっきりしてて、じわっとやわらかい甘味がさらっと広がる。
ほろ苦さがあって少し刺激的な喉ごし。でも後はすっきり。

熟成ならではのまろやかさや甘味がやはり感じられる。
でもそれよりもすっきりしてるなという印象がかなり強かった。
なので食事のお供にもいいんじゃないだろうか。

ちょっとロックにしてみた。
あー、この方が香りの華やかさがはっきりしてくるなあ。
味のほうも刺激が薄れてさわやかな甘味がある感じ。
いずれにしろすっきり感はある。好みなのはロックかな。

2020年12月16日

酒の626 吉乃川 おけさカップ

吉乃川 おけさカップ 180ml
原材料:米(新潟県産)、米麹(新潟県産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度

前回と同じく酒販店で見つけた吉乃川の普通酒カップ。220円。
これもまた別に珍しくないというか通販セットなんかに大体入ってる一本。
でも最近は他県のカップ酒を店頭で見る機会が減ってきたように思う。
なので自分が飲んだことがないものは何でもうれしいです。
というわけでそのまま常温で飲んでみた。

香りはほんのり甘やかで、酒!って感じがする。
飲むと非常にすっきりとしたフラットな口当たり。
ほんわか軽い甘味が舌全体に広がり同時にドライな苦味も広がる。
苦味が余韻を残しつつ喉ごしはスッと軽い。すっぱりとキレがいいお酒。

普通酒ながら雑味はなく、きりっとした淡麗辛口なイメージ。
ただどうだろう、辛いというより苦いという印象のほうが強いかも。
ぜひとも何か食べながら飲みたいお酒だと思う。

2020年12月12日

他の79 六花酒造 THREE MALL TSUGARU KOKESHI

六花酒造 THREE MALL TSUGARU KOKESHI 180ml リキュール
原材料:梅、糖類、清酒、醸造アルコール
アルコール分:10度

シリーズ最後の三本目は梅酒。購入価格は319円。
これは清酒ベースの梅酒ということになるんでしょうかね。
よく冷やして飲んでみた。

香りは、さーわーやーか。さっぱりフルーティ。
飲むと、さっぱりめの口当たりから甘酸っぱさがじわりじわり。
後半は濃いめの味わいになり、最後ほろ苦さがほろり。
後がすっきりしてるのでまたスイスイと手が伸びる。

あーいいですね。まあ要するに梅酒だなーって感じなんだけど。
結構さっぱりしててでも味わいしっかり、というか。
氷を入れてもいいんではないかな。

さてせっかくプリントのカップが揃ったんで、なにか再利用しようと思う。
ペン立てにでもしようかな。

2020年12月8日

酒の625 小澤酒造 澤乃井 奥多摩湧水仕込 カップ

小澤酒造 澤乃井 奥多摩湧水仕込 カップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度

とある酒販店で見つけた澤乃井の普通酒カップ、220円。
ここのお酒は五寸瓶の純米酒を飲んで以来の二本目ですね。
特に珍しくもないカップだけど初めて見た自分にとってはレアもの。
そのまま常温で飲んでみた。

香りはちょっと甘味を帯びた、でも結構すっきりした感じ。
飲むと最初はさわやかな酸味を感じ、じわじわと甘味が強くなる。
華やかな甘さが鼻に抜け舌の上にほどよい苦味。
喉ごしはピリッとして少しアルコールを感じる後味。

んーこれ好きなタイプかも。一口飲んでそう思った。
単体でも結構飲めて、でも食べながらだと一歩引く感じ。いいなあ。
でもやっぱり温めてみようかな・・・。

ということで少し温めてみた。
香りはちょっとアルコールが前にバンと出てきた感じ。
飲むとそんなに変わらない・・・いややはりアルコール感が増したかな。
まあともかく、冷やでも熱燗でもなかなか飲み応えがあるなと思った。

2020年12月4日

他の78 六花酒造 THREE MALL KOGINZASHI&APPLE

六花酒造 THREE MALL KOGINZASHI&APPLE 180ml リキュール
原材料:林檎果汁、米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:7度

「めんこいカップ酒セット」(セットで買ってないけど)の二本目は林檎酒。
購入価格は341円。実は一番楽しみだったのがこれです。
原材料はとてもシンプル。どんな味なんだろう。
よく冷やして飲んでみた。

香りは少しスパイシーで酸味がありそうで、甘い感じじゃない。
ちょっと濃いめでドライなシードルっぽいイメージ。
飲むと、あーいやこれはりんごの味がしっかり濃いなあ。
ジョナゴールド的な酸味の効いたりんごの雰囲気。
酸味が強いけど甘味もほどよい。カラメルっぽいほわっとした甘さ。
アルコール感はとても弱いけど後味の軽い苦味が大人感というかお酒感というか。

原材料から日本酒プラス果汁っぽいかと思ったけど、違ってた。
さっぱりすいすい飲めていい感じですよ。
シナモンを振りかけてみたりなんてのもいいかも。
できればもっと熟成させたのを飲んでみたいような気もする。

2020年11月30日

酒の624 六花酒造 THREE MALL KINGYO×SAKE 純米酒

六花酒造 THREE MALL KINGYO×SAKE 純米酒 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度 精米歩合:60%

弘前市のデパート「中三」地下で見つけた純米酒カップ。319円。
一緒に梅酒と林檎酒もあって、どうやらここのオリジナル商品らしい。
調べてみると三本一緒に「めんこいカップ酒セット」として売られていた模様。
というか通販だとまだ買えるのかなこれは。
バーコードが無いので本来はセット売り専用だったのでしょう。

ちなみに製造日が記されているのはこの清酒のみ。日付は去年の12月。
んー。あまり売れてなかったのかな。それはまあいいとして。
全然知らなかったけど見つけられてラッキーでした。
そのまま常温で飲んでみた。

お酒に少し色が付いてるけど香りもちょっと熟成を感じる。
飲むとしっかり熟成を感じるんだけど、なんかすごくいい感じ。
だいぶ前に飲んだ富貴カップのような落ち着いたフルーティさがある。
なんというか杏露酒みたいな芳醇な甘酸っぱさがとても心地よい。
喉ごしは結構きりっと辛くて、ほんのり苦味も。

新しければともかく、これは万人に勧められるタイプじゃないと思う。
このお酒の色を見ておいしそうと思える人になら、おすすめ。
というか、なんならもう少し寝かしておきたい感じかな。

2020年11月26日

他の77 中埜酒造 國盛 どぶろく

中埜酒造 國盛 どぶろく 300ml 濁酒(発泡性)①
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:9度

ドンキホーテで見つけたちょっと変わり物。いわゆるどぶろくです。
製造が去年の12月のためか処分、いや投売りの110円で購入。

これも調べてもよくわからない商品で。
度数や容器が違うものは公式サイトにも載ってるんだけども。
それでも春頃にセブンイレブンで買ったという情報がいくつかある。
まあたぶんそんなのが流れてきたんでしょうね。
きっちり冷やして、ゆっくり振ってから飲んでみた。

見た目はかなりとろっとしてるけど、まあ濃いめのにごり酒っぽい。
香りはしっかり甘酸っぱくて乳酸系キャンディという感じ。
飲むとまずはごく弱い炭酸の細かな刺激がとても心地よい。
甘味は思ったほどじゃなくとてもさわやかな喉ごしと味わい。

なめらかトロリとした口当たりに甘酒の炭酸割りといった雰囲気。
どぶろくというからもっと米っぽいのかと思ったらそうでもなかった。
さわやかで飲みやすい反面、ほのかな苦味に酒っぽさを感じる。

これはいいですねえ。元の値段はいくらだったんだろう。
この値段なら30本くらい買ってもいいくらいだ。

2020年11月22日

酒の623 北関酒造 米きち 生貯蔵酒パック

北関酒造 米きち 生貯蔵酒パック 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分:13度以上14度未満

ブリック酒が続きます。今回はコンビニで105円だった生貯造酒のパック。
北関酒造の生貯蔵といえば以前「北酒場」というのを飲んだことがある。
今回は酸味料無しの糖類止まり。どんなもんでしょうか。
生貯だけど常温で、コップに空けて飲んでみた。

香りは甘そうでちょっと苦そうで、スーッとする揮発感が強め。
生貯っぽいとも言えそうだし、パック酒っぽいとも言えそう。
飲むとちょっと甘め、軽い酸味が効いてちょっぴり華やか。
やはりコクはないけども甘味と雑味でカバーしてるというか。
喉ごしはわりと軽い。後味はすっきり。全体にアルコール感が強い。

最初のうちはあーなんだかちょっとフルーティな感じも、なんて思った。
でも途中からは甘味と苦味がちょっと鼻に付くなあと。
半分くらい飲んだところで猛烈に飽きがきてどうも進まなくなってしまった。
値段を考えればわりと悪くはないとは思うんだけども。
これもたぶんきっちり冷やして飲むほうがいいんだろうな。

2020年11月18日

酒の622 小山本家酒造 くらのすけ

小山本家酒造 くらのすけ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類/酸味料
アルコール分:14度

ドンキホーテで見つけた小山本家のパック酒。なんと税込み86円。
お酒は糖類酸味料入りで14度というまあ値段なりのタイプ。
そのまま常温で、コップに空けて飲んでみた。

香りはたっぷりと甘そう。チューイングキャンディのよう。
飲むとでも香りほどではなくて、やや甘めの飲み口。
酸味プラス雑味な感じがヒリヒリする。けどそう辛くはないと思う。
喉ごしもまあまあ軽い。後味はちょっと雑味が舌に残るかな。
コクは無いとは言わないけどまあ・・・ほとんど無いかな。
なので一合飲みきる前に飽きてしまうところはあるかも。

あっさり系のつまみだと雑味と辛さが邪魔になっちゃうかな。
甘めで濃いめの味付けの物と一緒ならそこまで悪くはない。
気になる部分もたぶん冷やして飲めばさらに目立たなくなるのでは。
どうもネガティブっぽくなるけども、値段を考えればなかなかのもの。

2020年11月14日

果の146 神戸みのりの公社 神戸ワイン ミニグラス・赤

神戸みのりの公社 神戸ワイン ミニグラス・赤 120ml
神戸産ぶどう100%(カベルネソーヴィニヨン・メルロ使用)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:12%

イトーヨーカドーで見つけた日本ワインのミニグラス。神戸のワインなんですね。
価格は372円。公式ショップより60円高いのは何故?プレミアってことでもないだろうに。
15℃・・・になったかはわからないけど、少し冷やして飲んでみた。

香りはすっきりさわやか、酸味がかわいらしい感じ。
飲むとさらさらと軽くて甘味は弱く、さっぱりとした酸味。
軽いわりに渋味はしっかり広がるけどさほど強くはない。
喉ごしもあっさりしていて最後までさらっと軽い印象だった。

なんというかこう・・・無理をしていないワインという感じがする。
外でお弁当なんか食べながら冷えてるのを飲むといいだろうな。
ところで加工所が白鶴の工場ってことはつまり瓶詰めを委託してるんでしょうね。
なんかこのミニグラスを見たときに「ん?」と思ったんだそういえば。

2020年11月10日

酒の621 宝酒造 松竹梅 純米大吟醸

宝酒造 松竹梅 純米大吟醸 250ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:45%

イトーヨーカドーで買った松竹梅の純米大吟醸。250ml瓶で437円。
以前飲んだ特別純米大吟醸と同じ瓶だけどおそらくヨーカドー限定だと思う。
軽く冷やして飲んでみた。

香りは甘くて丸っこくてとてもジューシー。
パイナップル・・・というかパイナップルチューハイみたいだ。
飲むととろりとまろやかな舌触り。でも香りとは違い甘味は弱い。
ほぼクリアな飲み口から後半ピリピリッと辛くなってくる。
そのまま喉ごしもピリピリッと来て、舌全体に苦味と渋味が残る。

裏ラベルにあるように、「やわらかくきれいな味わい」。
しかし思ったよりもきれいというか淡麗というか薄味というか。
なので辛さもちょっとキリキリときつく感じる。
あと苦味と渋味の雰囲気や強さもちょっと好みではないなあ。
全体にいまいち好みではない感じでした。

2020年11月6日

他の76 キング醸造 ゆず酒

キング醸造 ゆず酒 180ml リキュール
原材料:ゆず果汁、醸造アルコール、水あめ、はちみつ/酸味料、香料
アルコール分:7度

キング醸造のゆず酒カップ、ドンキホーテで107円。
以前飲んだ梅酒のシリーズ品みたいな感じでしょうかね。
冷やして飲んでみた。

香りはすっきり、ちょい甘め、アルコール感。
飲むと、すっきりしていてまあまあ甘め、軽いアルコール感。
酸味はおだやか、度数低めって感じであっさりしてます。

冷やしてると特にもうすいすいすいーっと飲める。
でも値段が安いとはいえもう少しゆずっぽさが欲しいな。
ちょっと油断すると単なる甘い水に感じてしまう。

2020年11月2日

酒の620 秋田銘醸 爛漫 純米 レトロラベル

秋田銘醸 爛漫 純米 レトロラベル 180ml
原材料:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
アルコール分:14度 精米歩合:70%

レトロラベルシリーズはとりあえずこれが最後。秋田の爛漫純米酒で297円。
以前飲んだやつとは度数も精米歩合も違うのでまあ別物ですかね。
常温で飲んでみた。

香りはやさしく、さらっと甘そう。
飲むと思いのほかあっさりしていてブドウっぽい酸味が少し強め。
それから苦味が結構強めに追いかけてきて、甘味はほんのり。
喉ごしは軽めながら一瞬きりっと刺すような辛さを感じる。

酸味がちょっと印象に残るかな。でも全体的にはさらっと軽い。
飲み口はまろやかだけど苦味と最後の辛さですっきり系のイメージ。
爛漫だと甘めかな、なんて思ってたのでちょっと意外だった。

2020年10月29日

果の145 ファミーゴ シャルドネ&ペドロ・ヒメネス

ファミーゴ シャルドネ&ペドロ・ヒメネス 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)、安定剤(CMC)、酸味料
アルコール分:12% 原産国:チリ

前回の赤に続いてファミリーマート限定ワインの今回は白。298円。
白の組み合わせもプードゥと同じ。でも比率が違ってるのかな。
軽く冷やして飲んでみた。

香りはなかなかジューシー。かつシャープな酸味がありそうな感じ。
飲むとすっきりと口に入り、すぐに酸味がきゅーっと効いてくる。
酸味はややきつめ。どちらかというと柑橘じゃなくて酢のような酸味。
少し飲んで酸味に慣れるとほんのりと甘味も感じられてきた。

すっきりさわやか。赤同様気軽な雰囲気のワイン。
夏場にマリネなんかと一緒に飲みたい感じ。
あまり冷やしすぎないほうがやわらかさがあって好みかもしれない。

2020年10月25日

酒の619 あさ開 純米酒 レトロラベル

あさ開 純米酒 レトロラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度 精米歩合:70%

さらにレトロラベルの一本。今回は岩手のあさ開純米酒、297円。
あさ開の純米は和紙ラベル3デシで飲んでるけどそのどちらとも精米歩合が違う。
ラベルデザインは3デシに似てるのかな、色はともかく。
そのまま常温で飲んでみた。

香りは少し揮発感があって、リンゴっぽい甘味を感じる。
飲むとさらっとしたほんのり甘めの口当たり、から酸味が強まり苦味も少し。
苦味と辛さがサッ!と走る喉ごし。キリッとした後味。
酸味と揮発感が鼻から抜けて、なかなかに辛口な感じがする。

さっぱりとしてキリッとしたお酒。食べながらだとさらにキリッ。
でも飲み口に少しさわやかな華やかさがあるのでしんどくない。
まあでも正直なところ冷やすか温めるかしたほうがよかったかもしれない。

2020年10月21日

果の144 ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズ

ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズ 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:12% 原産国:チリ

ファミリーマート限定のチリワイン、ファミーゴ。250mlで298円。
製造はサンライズフロンテラでおなじみのコンチャ・イ・トロ社。
この価格でこのブドウの組み合わせというのはプードゥとよく似てますね。
常温で飲んでみた。

香りは酸味がきゅんとして、でも意外と落ち着いた感じ。
飲むとソフトな酸味があってさらっとしていて、ほどよい果実感。
甘味は思ったほど強くない。渋味はわりと控えめかな。

さらっと軽めで酸味がさわやか。少し冷やしてもよさそう。
スナック菓子なんかと一緒に飲んでも気軽でいい感じ。
なかなかコストパフォーマンスがいいのではと思います。

2020年10月17日

酒の618 下越酒造 ほまれ麒麟 淡麗辛口 レトロラベル

下越酒造 ほまれ麒麟 淡麗辛口 レトロラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

レトロラベルシリーズ今回は新潟のほまれ麒麟、297円。
これ普通酒だし、中身は以前カップで飲んだ「別撰辛口」と同じじゃないだろうか。
少し熱めの燗にして飲んでみた。

香りは落ち着いた感じで、軽く熟成感があるっぽい。
飲むと最初はクリア。ほんのり甘味の後に辛さが広がる。
辛さはじわじわというか、じりじりした感じの辛さ。
喉ごしは一瞬カッ!ときて、後はすっきり。

淡麗な辛口。けどほんのり甘味や軽いけどコクもあってつまらなくはない。
あっさりしていて普段の晩酌にピッタリだなと思う。
だからまあこの値段ではちょっと合わないよなという感じで。
カップのときの値段ならもうバッチリですね。

2020年10月13日

他の75 陶陶酒本舗 デルカップplus

陶陶酒本舗 デルカップplus 50ml リキュール 薬味酒
原材料:醸造アルコール(国内製造)、ソルビトール、マカエキス、マムシエキス、ケイヒ、リュウガン、コズイシ、ニンジン、クコの実、パントテン酸カルシウム、蜜柑皮、DL-アラニン、グリシン、アルギニングルタメート、ナツメ、ウイキョウ、ビターエッセンス、ドクダミ、カンゾウ、グルタミン酸ナトリウム、L-バリン、L-トレオニン、総合アミノ酸、紫ウコン/香料、カラメル色素
アルコール分:29度

陶陶酒デルカップの新製品。中身はマカストロング陶陶酒というお酒らしい。
フタにずらりと書かれた原材料が圧巻です。購入価格は239円。
度数が高いけどとりあえずそのまま飲んでみた。

香りは芳醇な感じ。特にきつくはないし薬臭くもない。
ブランデーっぽいようなコーラっぽいような、コーラアメっぽいような。
飲むと意外とさらっとした口当たり。香りは甘いけど甘味は弱い。
29度だからそれなりにカーッとはくるけど思ったより刺激は少ない。

いろいろ入ってるんだけど味わいは結構シンプルだと思う。
飲めば飲むほど極辛口のお酒。でも飲みにくい感じはしない。
この数日歩き回ることが多くて疲れたので、効いてくれればいいな。

2020年10月9日

酒の617 白龍酒造 白龍 純米 レトロラベル

白龍酒造 白龍 純米 レトロラベル 180ml
原材料:米(新潟県産)、米麹(新潟県産米)
アルコール分:15度 精米歩合:60%

今回のレトロラベルは新潟の白龍純米酒。297円。
以前和紙ラベルシリーズで飲んだのも純米酒だった。中身同じかな?
熱燗にして飲んでみた。

香りはなんとなく落ち着いた熟成感があるような。
飲むと、じわっと酸味があってなかなか辛めの飲み口。
喉ごしは一瞬カッと来て後はすっきり。やはりいい感じの熟成感が鼻に抜けていく。

たしかに淡麗辛口だと思うけど、落ち着いた旨味なんかも感じられる。
しかも飯寿司とか酸味がある食べ物との相性がすごくいい。
互いの酸味がぶつかり、その合間からやわらかい甘味が顔を出すのがもう。
しかし日本酒の熱燗とかニシンの飯寿司とかがこんなにおいしく感じるなんて。
子供の頃には、いや十年前でさえとても考えられなかったことだなあ。

2020年10月5日

果の143 コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ・レゼルバ

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ・レゼルバ 187ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:13.5% 原産国:チリ

続けてコノスル、赤のカベルネ・ソーヴィニヨン298円。
前回も書いたけどコノスルの赤は飲んだことがなく、これが初めて。
そのまま常温で飲んでみた。

香りはグラスから少し離れててもパッと感じるフレッシュな酸味。
それと鼻の奥でズーンと感じるようなやや重めな雰囲気。
飲むと軽い甘味とやや重たい苦味とやや鋭い酸味が一気にまとめて来る。
渋味はわりと穏やかながらしっかりとした存在感。
飲み込んだあとには小粒なベリー系っぽいフレッシュな酸味が広がる。

しっかりとした味わいのワインで、いろんな要素が感じられる。
でも特にこれといって引っかかりもなくスムーズな飲み心地。
なんかいろんな味がするなと思ってるうちにスイスイ進んでる感じ。
かなりお買い得な赤ワイン、という印象。おいしかったです。

2020年10月1日

酒の616 皇国晴酒造 幻の瀧 吟醸 レトロラベル

皇国晴酒造 幻の瀧 吟醸 レトロラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:60%

レトロラベルシリーズの続き。四本目は幻の瀧の吟醸酒。やはり297円。
少し前にここの大吟醸を飲んでるけど、さて吟醸はどうでしょう。
ちなみにこれ買ったのは七月で、製造も七月なのがなんかうれしい。
ちょっとだけ冷やして飲んでみた。

香りはおだやか、かな。抑えの利いたさわやかな甘味を感じる。
飲むときりっとすっきり、甘味は控えめでむしろ酸味がさわやか。
後半じわじわと甘味があるけどどちらかというとやはりきりっとすっきり。
喉ごしはちょっとだけピリッと。ほんのり渋味のある後味。

今読み返すと大吟醸もすっきり系の似たような感じだったらしい。
でもこれのほうがさらにすっきりしてるような気がするな。
冷やすとさわやかな飲み心地で案外夏向けのお酒かもしれない。
さっぱり系の食べ物と合うんじゃないかな。

2020年9月27日

果の142 コノスル シャルドネ ビシクレタ・レゼルバ

コノスル シャルドネ ビシクレタ・レゼルバ 187ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:13.5% 原産国:チリ

チリワイン、コノスル。このサイズはファミリーマート限定らしい。298円。
例によって赤と白の二種類あるので今回は白のシャルドネを。
コノスルは以前、ファミマ・・・になる前のサンクスでやはり小瓶を買ったことがある。
あの時はロゼで、赤もあったんだろうけど見つからなかった。
ということで二回目のコノスルの白。と言っても品種が違うんだけど。
少し冷やして飲んでみた。

香りはすっきりと透明感があってとってもさわやか。
フレッシュな柑橘っぽさと、トキというリンゴみたいな甘そうな感じもほんのり。
飲むとまず酸味を感じるんだけどやわらかで、ほんのり甘味を帯びる。
温度が上がってくるとだんだん甘味が強くなってくる感じ。
でもなんとなく微炭酸っぽい刺激があるのでキリッとした感じで飲める。

なかなかしっかりと味があってワインだけでもすいすいいける。
単体で飲むならちょっとぬるめのほうがいいかもしれない。
ただ、白ワインならいいかなと思った練り物が全然合わなくてちょいショック。
まあどちらに原因があったのかはわからないんだけれども。
ほんのり甘いカボチャの煮物と一緒だとおいしく飲めました。

2020年9月23日

酒の615 小山本家酒造 小山本家 界

小山本家酒造 小山本家 界 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール分:17度

今回は小山本家のブリックタイプ。とある酒量販店で110円で購入。
確かこの「界」は結構ヒットして一般のニュースになってたのを覚えている。
パック酒の王道である糖類酸味料入り。度数が17度というのがポイント。
当時大手が何社か類似商品を出したけど今でも残ってるんだろうか。
常温のままコップに注いで飲んでみた。

香りは少し甘そうで、酸味がスーッと鼻の奥を刺激する感じ。
よくあるブリック酒の香りだけど、わりと穏やかで度数の高さは感じない。
飲むと、すうっと甘い飲み口でその甘味に意外とコクもある。
舌の途中くらいでピリピリとした刺激。けどそんなに強くはない。
酸味は弱めでどちらかというと甘いお酒。喉ごしはちょいピリピリ。
後味はアルコールっぽい辛さ、けどまあわりとすっきり。

まあそうは言っても100円パックだしと別に期待はしてなかったんだけど。
一口飲んだ時点で正直ちょっと「おっ」と思いました。
小山本家の他のブリック、なんなら糖類無添加のものより飲みやすい。
他の商品の存在意義が薄れるんじゃないですかねこれ。
甘味が強いけどやわらかく、雑味も無くはないけど許せる範囲。
ちょっと辛いんで軽く冷やしたり、あとロックもいいんじゃないかな。

で、じゃあまた買うかって言うと、んー。買わないだろうな。
やっぱり普段から量を飲む人向けのお酒って感じがする。

2020年9月19日

果の141 パトリアッシュ メルロー

パトリアッシュ メルロー 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)、安定剤(アラビアガム)
アルコール分:13.5% 原産国:フランス

フランスワイン「パトリアッシュ」の三本目はメルロー。495円。
なんとなく「まろやか」な印象のメルロー、でもホントにそうだったのか。
単に名前のイメージで勝手にそう思ってただけじゃなかろうか。
というわけで、そのまま常温で飲んで確かめてみる。

おっとあぶね。キャップを空けたら瓶の口からあふれんばかりのワインが。
ていうかあふれた。なんですかこのなみなみっぷりは。
こんなの初めてでちょっと不安だけど、まあ大丈夫だよ多分。

香りはきゅんとくる甘酸っぱさと、落ち着いた渋味の雰囲気。
飲むと最初はさらっと入り、ほんのり甘くて酸味がきゅんとくる。
渋味はやわらかめだけどわりとしっかり口の中に広がっていく。
少し辛めな喉ごしで、苦味がちょっと後を引く感じ。

単独で飲むと酸味や渋味、苦味の存在感がだんだん強くなってくる。
でもちょっとなんか一緒に食べると、とたんに一歩引いて脇役に徹する感じ。
ワインってのはやっぱり食べながら飲むお酒だなあと改めて思った。