2020年6月27日

酒の601 月桂冠 THE SHOT 爽やかホワイト うすにごり

月桂冠 THE SHOT 爽やかホワイト うすにごり 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満

月桂冠「THE SHOT」シリーズの第三弾。
本醸造大吟醸と来て今回は普通酒の「うすにごり」。購入価格は261円。
度数がちょっと低めになってるけど通常のにごり酒(10度)よりは高い。
最初の二本よりも売ってる店がかなり少なく思えるのは気のせいかな。
軽く冷やして飲んでみた。

まず見た目。これはうすにごりって言われてもいまいちピンとこないなあ。
よくある普通のにごり酒と違いがないように見える。
香りはあまり強くないけど、スーッとしてさわやかな印象。
飲むとスーッとした溶剤っぽさがあって、甘味はそれほど強くない。
かわりに苦味が少しだけ強めかな。ただし邪魔ではないレベル。
時々ざらっとした感触があり軽めとは言えやはり普通に「にごり」。
喉ごしは意外と辛めな気がする。後味はすっきりと軽い。

にごり酒、特にアル添だとよく感じるアルコールっぽさが、これも少し後を引く。
できれば月桂冠の純米にごり酒って飲んでみたかったな。
ともあれトータルの印象はさっぱりすっきりクリーミーなにごり酒。
すっきり飲みやすく食事(辛いものがいいかも)にも合いそう。
「うすにごり」だけど、しっかりとにごり酒の魅力を持ってると思う。

2020年6月23日

果の136 ツェラー・シュワルツ・カッツ・プリカッツ Q.b.A.

ツェラー・シュワルツ・カッツ・プリカッツ Q.b.A. 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:9% 原産国:ドイツ

以前飲んだ赤ワインから少し経つけどやっと二本目のドイツワイン。
今回は白。やっぱりドイツといえば白でしょう? 580円で購入。
ドイツのモーゼル地方の黒猫ワインというと結構有名らしい。
なんにせよなかなか見つからないドイツワインの小サイズ。
冷やして、ありがたくいただいてみた。

香りはとてもさわやかでフレッシュ。ちょっと微炭酸っぽくも感じる。
意外と引き締まった香りだなと思った。
飲むとまず酸味。みずみずしい酸味がきゅうっと入ってくる。
同時にややふっくらした甘味も感じる。けどそこまで甘くはないかな。
酸味の効いた喉ごしは心地よく、後味は柑橘っぽい苦味が少し。

確かにやや甘口なんだけど、とにかく酸味がフレッシュでキュート。
もっと甘いと思ってたけど酸味のおかげでべたっとした印象はなかった。
微炭酸ではないだろうけどなんとなくピリピリ来るようにも思える。
食事にはどうだろうなー。軽食にはバッチリ合いそうだけども。
この度数だとこの量がベストって感じでとてもよかった。

2020年6月19日

酒の600 桃川 ねぶたカップ

桃川 ねぶたカップ 200ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:70%

今回は桃川のカップ酒。242円で購入。
毎年四月~九月頃に期間限定で発売されているらしい。
以前飲んだときは180mlだったけど現在は200ml。ラベルも変わった。
公式サイトで見ると辛口カップと数値は一緒。中身は同じかな。
ちょっと肌寒かったので熱燗にして飲んでみた。

香りは少しツンと来る甘酸っぱさがあり、ややアルコール感が強め。
なんとなく熟成感もあってカップ酒(の熱燗)としては妙にいい感じ。
飲むと、まったりとした甘味が舌に絡み同時に最初からピリピリと辛い。
喉ごしもシャキッと辛く、でも後味はまたほんわかとしてる。

結構な辛さなんで酒だけだとちょっと疲れてしまうかなあ。
ごくごく普通の、普段の晩ごはんと一緒に飲むのが合いそうな気がする。
今年はねぶたが中止なんでこの手の商品はちょっとあてが外れちゃったかも。
別に何にもできないけどあと数本買ってもバチは当たらないでしょう。

2020年6月15日

他の72 オールドパー シルバー

オールドパー シルバー 200ml ウイスキー
原材料:モルト、グレーン
アルコール分:40度 原産地:スコットランド

オールドパーといえば昔からあるなかなか有名なスコッチ。
わりと高級品になるのかな。もちろん飲んだことはなし。
で、このシルバーはその派生品。いわゆるハイボール向けっぽい。
で、このサイズはファミリーマート先行発売とのこと。935円で購入。
濃いめの水割り氷なし(トゥワイスアップ?)で飲んでみた。

香りは甘くてわりとさわやか、なんか結構カラメルっぽい。
ここでこれまで飲んだウイスキーに比べると香りは強めかなあ。
でも価格を念頭に置いてみると、ちょっと物足りないかも。
飲むと、あーこれは思いのほかあっさりとした口当たり。
甘味は弱くて結構きりっとした辛口っぽい感じがする。
こうやって飲む限りでは食事にも合いそうな晩酌ウイスキーという印象。

んー、いまいちこのウイスキーの魅力を読み取ることができなかった。
もっと舌を鍛えなくてはいけないでしょうかね。
個人的にはちょっと購入価格に見合ってなかったなと思う。
てかこれはやはりハイボール向けで、それだと色々見えてくるのかも。
でも自作ハイボールって炭酸が余るからあまり気が進まないんだな。
いいやもうコーラで割っちゃおう。

2020年6月11日

酒の599 皇国晴酒造 越中乃大吟醸 幻の瀧

皇国晴酒造 越中乃大吟醸 幻の瀧 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:14度 精米歩合:50%

ワンコイン大吟醸シリーズ、富翁に続き二本目は幻の瀧。509円。
ここのお酒も和紙ラベルChi-biとか結構飲んでるけどほとんどが企画もの。
いわゆるオリジナル商品となると生一本のカップぐらいだ。
まあ企画が無ければ飲む機会がなかったかもということで良しとしますか。

さて大吟醸、でもまあ常温で飲んでみた。
香りはシンプルに華やかという感じ。わりとおだやかだと思う。
飲むと、酸味が前に出ていてすっきりさわやかな口当たり。
甘味は控えめ、しかし飲みこんだあとにじんわりおだやかな旨味が残る。
喉ごしはほんのり辛いもすっと消えてさらっとした後味。

これはまあいわゆる淡麗辛口ということになるのかな。
しかしなかなかにおだやかで、もしかしたらぬる燗なんかもいいかも。
ということでぬるめにして飲んでみると・・・あーこれなんか好きだなあ。
甘味が少し出てきてほんわかと甘酸っぱい感じ。
おだやかに軽くてさわやかな酔い心地。また飲みたいな。

2020年6月7日

焼の117 若松酒造 薩州麦 ペット 12度

若松酒造 薩州麦 ペット 12度 200ml
本格焼酎

近くのスーパーで見つけた麦焼酎のペットカップ。購入価格は119円。
いわゆる前割りタイプで度数は12度とちょっと低め。
ここの焼酎は結構前に芋焼酎を飲んでるけどそれも前割り(16度)だった。
サイトを見るとカップはすべて前割りで、ポリシーを感じる気がする。
そのまま常温で飲んでみた。

香りは甘くてさわやか。なんとなく熟成感があるような。
飲むと軽めのまろやかな甘味、からキリッとした喉ごしにつながる。
シンプルな味わいだけどなんかちょっとだけ一癖ある感じもする。
まあでも基本的には12度の前割りらしいすっきり軽い飲み心地。

これはもしかしたらキリッと冷やすか、もしくは温めるかがいいのかも。
常温だとなんとなくどっちつかずな印象を受けた。
でもよく考えたらこの値段、缶コーヒー並みの値段だよね。
これなら十分すぎるかも。冷蔵庫にストックしとくのもいいな。

2020年6月3日

酒の598 北川本家 京都乃大吟醸 富翁 古都京都の大吟醸純米

北川本家 京都乃大吟醸 富翁 古都京都の大吟醸純米 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米) 国内産米100%使用
アルコール分:14度 精米歩合:49%

「日本生粋地酒生産者協議会」の企画による3デシ大吟醸シリーズ。
ここは「地酒ロック」「Chi-bi純米大吟醸」を出してるところですね。
何年も前から見てるのに買わずにいたのは、まあ特に理由は無いんだけど。
あえて言えば「大吟醸」にそれほど興味がないとかそんなとこかな。

あ、他のシリーズ物もそうだけど、これも全六種なのに五つしか売ってない。
店の問題かもしれないけど、何であと一本一緒に置かないんだろう。
別にいいんだけどなんとなくもやもやする。
でもまあ今回買う気になったんで、置いてる分はのんびり買ってみよう。

というわけで最初に買ったのは京都のお酒富翁の純米大吟醸、509円。
後で気が付いたけどこれって「Chi-bi」シリーズのとスペックが全く一緒だ。
ていうか同じお酒ですよねこれ。
なんか初っ端からちょっとがっかりする展開だけどいいやもう。
どっちみち前に飲んだときのことは覚えてないんだし。
前回は軽く冷やしたらしいので今回は常温で飲んでみた。

香りはスーッとする揮発感が目に少ししみて、ちょっと辛そうかな。
飲むとまず、やわらかい口当たり。ほどよく華やかな甘味が穏やかに広がる。
舌の奥辺りで結構な辛さがピリピリ。でも喉ごしは軽く後味もさっぱり。
度数やや低めということもあり、すっきりスイスイと飲みやすい。
でもやわらかい旨味が感じられて何だかすごくいい感じ。

いやなんか、すっきりきれいめのお酒なんだけどまろやかで飲みやすくて。
まず半分くらい飲もうと思ったらその半分があっという間に消えてしまって。
大吟醸は冷やすのがいいんだろうけど、常温もやわらかくていいな。
あと今回つまんだのがワカサギの佃煮なんだけどこれがめちゃくちゃ合いまして。
最初は愚痴っぽく始めちゃったけど気持ちのいいお酒に当たって、よかった。