2012年2月29日

酒の112 尾崎酒造 岩木川 上撰 カップ


尾崎酒造 岩木川 上撰 カップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度

カップ酒三本勝負第二幕(今考えた)、二本目は上撰岩木川。220円。
存在は少し前から知っていて飲んでみたいとは思っていた。
けど地元に行かなきゃ買えないかなと思っていたのでうれしかった。

軽く冷やして飲んでみる。
香りは、あまり強くない。
飲むと、さらっと甘酸っぱくて、少し苦味もあるかな。
喉ごしはきりっとして辛めだけど、ふんわりと甘い余韻が残る。
半分ほど飲んだところでぬる燗にしてみる。
甘酸っぱさが引っ込んでちょっともっさり感が出てきた。高清水みたいな。

うーん、けっこう好みだなあ。また飲みたい。

2012年2月27日

酒の111 合同酒精 上撰富貴


合同酒精 上撰富貴 180ml
原材料:米、米麹、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

こないだ桃川八鶴如空を買った酒屋にまた行ってきた。
買ってきたカップ酒は今回も三本。
まず一本目は上撰富貴、220円。

日付は2010年12月。買ったのは2012年の1月なので一年以上前。
酒にもかなり色が付いているけど一応覚悟の上。まあ飲んでみよう。
軽く冷やして飲んでみる。

香りは甘くていかにも熟成感があり、コクがありそう。悪くない。
恐る恐る口をつけてみると、・・・さらっとした口当たり。
そのあと、昔飲んだアンズのお酒のような濃いめの甘酸っぱさがくる。
そしてそれに負けないくらいの苦味もある。
喉の奥にじんわりと、苦味というか渋味が残る。

んー、これは多分「老ねて」いるんだろうな。
けどなんかいい感じのクセがあるというか、実は結構好きな味。
造りたてだとどんな酒なんだろうな。

2012年2月25日

酒の110 黄桜 生もと山廃 生貯蔵酒


黄桜 生もと山廃 生貯蔵酒 300ml
原材料:米、米麹、醸造アルコール ※国産米100%使用
アルコール分:14度 精米歩合:70%

よく行くドラッグストアで購入。291円。
この辺ではあまり見かけない黄桜。飲むのは二本目、いや三本目かな。
できればカップが欲しいんだけどな。

軽く冷えたのを飲んでみる。
甘い香りがする。けど飲み口はすっきりしていて、特に甘くはない。
けっこう酸味が強く、喉ごしはぐっとくる感じ。
なかなかの辛口に感じた。

「冷やしてお召し上がりください」とあるけどぬる燗にしてみる。
んー、香りは弱くなったかな。
やっぱり甘味はなくて、酸味がさらにぐぐっと来た。

好みの問題だと思うけど、燗のほうが好きだな。

2012年2月23日

酒の109 秋田酒類製造 高清水 特別本醸造 生貯蔵酒


秋田酒類製造 高清水 特別本醸造 生貯蔵酒 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満 精米歩合:麹米60%、掛米60%

近所のスーパーで358円で購入。
特別本醸造だけど辛口生貯(普通酒)より安い。度数が低いから?

冷やして飲んでみる。
さわやかな甘味のある飲み口、酸味は弱めでほろ苦さが少し。
辛口生貯とは違い、薄いと感じさせないしっかりとした味わい。
あえて言えば後味がすっきりしすぎかな。
でも何か食べながらだと全く気にならない。
ラベルにもあるとおり、とてもバランスの良い味わい。

試しにお猪口一杯だけ熱燗にしてみた。
辛口生貯のときと似た、もっさりしてるけど滋味のある面白い味わい。
でも燗だと逆にちょっと薄く感じたかな。

2012年2月21日

酒の108 六花酒造 にごり酒 じょっぱり


六花酒造 にごり酒 じょっぱり 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分:15度以上16度未満

去年の正月になんとなく買って飲んだらすごくうまかった。
その後日本酒を飲み始めるきっかけになったのがこのにごり酒。
もう一回飲んでみようと買ってきた。一割引で302円。

何気なく裏ラベルを見たら原材料に糖類の文字がある。
以前は醸造アルコール止まりだと思ったけど、記憶違いかな。
公式サイトを見たけどやはり糖類の文字はない(2012/2/20現在)。
予告なく仕様が変わることもあるそうだから、変わったんだな(※)。

冷やして飲んでみる。
んー、こんなにアルコールっぽい感じだったっけ。
おぼろげな記憶ではもうちょっとすっきりしてたと思うんだけど。
まあ古い記憶だしあてにならないか。

にごり酒の燗もおもしろいとどっかで見た気がする。
なので試しにやってみた。
けど、うーん、なんかもっさりした感じ。
いろいろあるんだろうね。

※その後更新され糖類の表示もあり。瓶とラベルも変わった。

2012年2月19日

酒の107 月桂冠 ひんやり冷酒


月桂冠 ひんやり冷酒 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満

近所のローソンで購入。335円。秋冬限定の商品らしい。
「フルーティな香りと淡麗辛口タイプのすっきりした味わい」とのこと。
冷やして飲んでみる。

確かにフルーティな香りはするけどあくまでおだやか。
飲み口はわりと淡麗だけど、舌の奥から喉に結構な甘酸っぱさが来る。
余韻もそこそこに残る。
試しに口の中にとどめると、ピリッとした感じと甘酸っぱさ、少しの苦味。
「すっきり」というよりはしっかりと味のある酒だと思った。

この酒の場合これくらいの度数でいいのかもしれないな。
15度にするときついかも。

2012年2月17日

酒の106 あさ開 阿左開 純米酒 七割三分磨き 和紙ラベル


あさ開 阿左開 純米酒 七割三分磨き 和紙ラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:73%

銀嶺月山新政に続いて和紙ラベルシリーズ三本目。
いつもと同じ298円で購入。

常温で飲んでみる。
飲み口はすごく淡麗な感じ。
後から強めの酸味が広がり、旨味もあるような。
辛口でも飲み口は甘いのがあるけど、これはそういうところがない。

熱燗にしてみた。
酸味がじんわりとしてちょっと苦味が出た感じ。
全体的にドライになりすぎたような気もしたかな。
冷やしたほうが良かったかも?

2012年2月15日

酒の105 宝酒造 松竹梅 生


宝酒造 松竹梅 生 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満

よくある「生」と大きく書かれた瓶。
でも生貯蔵酒ではなく、正真正銘生酒とのこと。
まあ度数低めで値段も298円。おいしかったら儲けもの。
そのまま冷やして飲む。

香りは甘酸っぱい感じで、なぜかサイダーを思い出した。
飲むと、一瞬の間をおいて甘酸っぱく、思ったより酸味が強い。
微炭酸かと思うようなぴりぴりっとした刺激が舌の奥から喉に広がる。
後味はとてもすっきり。

確かにフレッシュ。
けどあまりにもすっきりしてて、ちょっと薄く感じたかも。
温度が上がったらさらに気が抜けた感じ。
これは冷たいうちに飲んでしまいたい。

2012年2月13日

酒の104 白鶴酒造 上撰 白鶴 スカイキャップ


白鶴酒造 上撰 白鶴 スカイキャップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

月桂冠のキャップエースが気に入ったのでこれも買ってみた。188円。
こちらは瓶ではなくペットボトル。
ちなみに同じボトルで、緑のグリーンペットという商品もある。
そっちは公式サイトに情報がない。原材料を見ると佳撰っぽいけど。

フタはどんな感じかなと開けると、普通のペットボトルのフタ。
それはいいんだけど、キャップエースとの決定的な違いがあった。
それは、かぶせる杯の部分がゆるゆるでぶかぶかなところ。
キャップエースの杯は金属のキャップにぴたっとはまり、すごくいい。
これはプラキャップだからしょうがないのかな。ちょっと残念。

それはさておき、常温で飲んでみる。
中身は安定した上撰。意外と酸味があるなあ。
できれば熱燗にしたかったけどペットボトルだと面倒。
結局そのまま飲んでしまった。

2012年2月11日

酒の103 鳴海醸造店 菊乃井 本醸造生貯蔵酒


鳴海醸造店 菊乃井 本醸造生貯蔵酒 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:65%

よく行く近所のドラッグストアで購入。345円。
この手には珍しいプリント瓶。
菊乃井はカップの上撰を飲んでるけど少しいまいちな印象を受けた。
今回は本醸造の生貯蔵酒。手頃な値段だけどどうだろう。
冷やして飲んでみた。

かすかに花のような香りがしてちょっとびっくり。
おしろいの匂いのようにも感じる。
飲み口は淡麗だけど、舌の奥に乗ると甘味と酸味と旨味がどかんと来る。
後味はすっきりしていてさわやか。すいすいいける。

いやー、これ、うまい。この値段でこんなうまいのって思った。
半分くらい熱燗でと思ってたのに止まらず、飲み干してしまった。

2012年2月9日

酒の102 宝酒造 上撰松竹梅


宝酒造 上撰松竹梅 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度

ちょっと大きめのドラッグストアで購入。336円。
以前上撰のカップを飲んだけど、200ml入りのためか度数が低かった。
結構好みで、普通の度数で飲んでみたかったのでちょうどいい。

常温で飲んでみる。
ほどよい甘味と軽快な酸味。少し渋味があってじんわりしみていく。
苦味というか香ばしさみたいのがちょっとあるかな。
なんとなくカップより味がしっかりしてるような気がする。

次に熱燗で。
常温より少し甘味が強くなった気がするけど、大きくは変わらない。
全体にやわらかくなったかな。喉ごしも軽くなった。

はっきり言ってうまい。好みの味。
カップも180mlでいいから15度ならよかったのに。

2012年2月7日

酒の101 八戸酒類 如空 金撰カップ


八戸酒類 如空 金撰カップ 180ml
原材料:米、米麹、醸造アルコール (国産米100%使用)
アルコール分:15度以上16度未満

三本買ってきたカップ酒のこれがラスト。
以前銀撰のカップを飲んでいる如空の金撰カップ、もちろん220円。
そういえばこれのお燗瓶は飲んだことがあったんだっけ。
常温で飲んでみた。

口に含んだときにかなりはっきりとした甘味を感じる。
もちろんべたつく甘味じゃなくさわやかな、熟したブドウみたいな甘味。
飲み込むときに少しだけキュッと来て、後味はさっぱりしてる。

お燗瓶のときより甘めに感じたけど、気のせいかな。
やっぱりうまいと思う。

2012年2月5日

酒の100 八戸酒類 八鶴 金撰カップ


八戸酒類 八鶴 金撰カップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

フラワーカップと一緒に買った三本のうちの二本目。220円。
なんとなくレトロっぽい色のラベルがなかなかいい。
金撰はいわゆる上撰らしく、佳撰の銀撰にもカップがあるらしい。
いつか出会ってみたいもんです。

まずは常温で一口。
甘めでさらっとした飲み口。後味に少し苦みがあるかな。
酸味はほとんど感じなかったし喉ごしも辛くない。
さっぱりとした甘口な印象。

ぬる燗にしたら、甘味がより強くなった。
その甘味が後を引きつつ、これも強くなった苦味につながる。
とはいえ、やはりさっぱりとしたお酒。
ほろ苦さが嫌いでなければ結構いいかも。

2012年2月3日

酒の99 桃川 フラワーカップ


桃川 フラワーカップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

駅前にある商業ビルの地下が丸ごと生鮮市場になっている。
で、そこに酒屋もあるらしい。
場所柄オープンな感じではと思うんで、ちょっと行ってみよう。
で、カップ酒があるようなら中に入ってみよう。

で行ってみたらあったあった。棚に大量に置いてある。よっしゃ。
じっくり見ると他では見たことがない地酒のカップがずらり。
しかもうれしいのは普通酒のカップが中心なこと。
値段は一部を除き、一本220円。
で、とりあえず初見のものを三本買ってきた。
常温販売だけど、地下だから夏でもひんやりしてるし気にしない。
まずは買ってきた中で一番古い桃川のフラワーカップを。

とりあえず常温で一口飲んでみた。
やや濃厚、かつやや甘口で、飲みごたえがある。
でもって熱燗にしてみる。
と、ふわっとした感じでやわらかい甘口に。
常温のときよりも飲みやすくなったような気がする。
桃川のカップではこれが一番好きだな。

2012年2月1日

酒の98 秋田酒類製造 高清水 氷温生貯蔵 辛口生貯


秋田酒類製造 高清水 氷温生貯蔵 辛口生貯 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:14度以上15度未満 精米歩合:麹米60%、掛米65%

あちこちにあるので後回しにしちゃってた高清水の生貯蔵酒。
近所のコンビニでも見かけて、そろそろと思い買ってみた。375円。

冷蔵庫で売られていたので、そのまま冷たいのを飲んでみる。
香りはかすかにフルーティ。
飲み口はすうっと軽くて、酸味と辛さが舌にキュッと来る。
結構辛いんだけど、舌の上にじんわりと甘味が残るのが面白い。
ちょっと薄いって気がしないでもないけど、まあなかなか。

で、熱燗にしてみる。
と、口に含んだ瞬間からさっきまでとは全く違う印象になった。
濃いめの味わいで、辛さがコクと酸味に変わった感じがする。
冷酒のときに感じていた物足りなさが完全になくなった。
ただしすっきりさとは程遠くなるので、好みが分かれるかも。