2020年7月29日

酒の606 豊島屋 信州乃大吟醸 神渡

豊島屋 信州乃大吟醸 神渡 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:14度 精米歩合:49%

ワンコイン大吟醸シリーズ四本目は長野のお酒、神渡の大吟醸。509円。
ここのお酒で飲んだのは「Chi-bi純米大吟醸」シリーズの一本のみ。
そういえば純米とアル添の違いはあるけど度数と精米歩合が同じだ。

そのまま常温で飲んでみた。
フタを開けてすぐ、やわらかくて甘い華やかな香りが漂う。
スーッとした溶剤っぽい感じもほんのりと。
飲むと、すっきりと角がなく水のように透明な感じがスッと入ってくる。
少ししてやわらかい甘味とコクがじわじわとおだやかに広がる。
香りにもあった溶剤っぽさが鼻に抜けて、軽い苦味とピリピリ感。
キリッとした辛めの喉ごしでシャキッとした後味。

初めはとても軽くすっきり、だんだん濃くなるも最後はさっぱり。
香りは強めだけど食事のお供になかなか良さそうな気がする。

で、なんだか熱燗が良さそうなんでぬるめに燗してみた。
あー。冷やに比べると味わいが前倒しになった感じというか。
飲み口が少し濃厚になり舌の上でカッと辛さが広がる。
しかしわりと早めに消えていきキレがさらによくなった感じ。
全体の印象としてはなかなか淡麗辛口よりになったと思う。
ひょっとして冷やしたほうがよかった・・・?とは小さな声で。

2020年7月25日

焼の118 サッポロ 焼酎甲類乙類混和 山椒焼酎 ぴりっと 20度

サッポロ 焼酎甲類乙類混和 山椒焼酎 ぴりっと 20度 300ml
焼酎甲類乙類混和(甲類84%乙類16%)

サッポロが発売していた甲乙混和の山椒焼酎。
以前から何度か手に取って見たりはしたけど、どうも買うには至らず。
理由はまあ混和比率(甲類が圧倒的)とか原材料とかその辺かなあ。
ちなみにその原材料もさらっと書いておきましょう。
甲類は糖蜜のみ。乙類は米(アメリカ産)、米麹(アメリカ産米)、山椒、麦。

で、ちょっと前に公式サイトを見たらこれが製造終了品のところに入ってて。
やっぱり気にはなってたんだしいい機会だと買ってきた。489円。
原材料を見た感じすっきり系っぽいのかな。
ロックで飲んでみた。

香りはたぶん山椒なんだろうな、結構スパイシー。ちょい酸っぱめ。
飲むと、香りほどの強い印象はないけどちょっとピリッと来る感じがある。
あとはほんのり甘いとか喉ごしの辛さとか後味のぼんやり感とか・・・。
正直言ってちょっと香りの付いてるほぼ甲類、って感じだなあ。
まあでも基本はすっきり系なので食事には合うだろうと思う。

んー、物珍しさ以外に魅力が薄く一回買えば(飲めば)もう十分。
これは業務用専用でもよかったんじゃないかな。

2020年7月21日

酒の605 日新酒類 阿波乃大吟醸 瓢太閤

日新酒類 阿波乃大吟醸 瓢太閤 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:50%

幻の瀧に続いてのワンコイン大吟醸シリーズ三本目。
いやー願いが通じたわけでもないだろうけど、願いが通じました。
全六種類なのに五種類しか置かないとぼやいてたら六本目も置いてくれたよ。
てなわけでその追加された一本、瓢太閤を買ってみた。509円。
蔵元はどこかと見てみると徳島の日新酒類。すだち酎の会社だ。

というわけで常温で飲んでみた。
香りはじっくりと甘く、目にシパシパとしみる感じも。
飲み口は甘めでちょっと華やか。でもすぐにカーッと辛さが広がる。
酸味はおだやかで軽い飲み心地。喉ごしはキリッと辛い。
後味はすっきりしつつ甘味と軽い華やかさがふわっと戻ってくる。

初めは甘くてやわらかいんだけど後半はカーッと辛い。
キレはいいけど甘味が結構強いので濃いめの味付けのものが合うのかな。
んーでもこれは冷やしたほうがよかったかもしれないなあ。

ということで冷やして飲んでみる。
あー。冷やしたバナナのような香りにリキュールのようなトロリとした甘さ。
辛さはすっかり消えてほんのり苦味が後を締めていく。
やっぱり冷やしたほうがよかったみたいです。

2020年7月17日

酒の604 司牡丹酒造 純米 船中八策

司牡丹酒造 純米 船中八策 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:60%

確か越の誉以来の五寸瓶シリーズ。高知の司牡丹の純米酒。419円。
「超辛口」とのこと。このごろ辛口が続いてる気がするなあ。
熱燗にして飲んでみた。

香りはごくごく軽い甘味がじわじわと上がってくる感じ。
おだやかで落ち着いた、熱燗らしい(?)雰囲気。
飲むと一瞬ふわっとやわらかい甘味が広がり直後に舌がピリピリしてくる。
ですぐに次は酸味が来てこれがしっかり旨味を抱えた酸味で全くもう。
ほどなく酸味も引き、辛さがカッ!と来るキリッとした喉ごし。
心地よい酸味の余韻を残しつつすっきりとキレもいい。

んーなんか久しぶりにこういう酸味がうまい酒を飲んだ感じだな。
なんだか弱ってるところに染み込んでいくような、そんな酸味。
熱燗にしてよかったなあ。っていうか熱燗最高。
そんな風に思ってしまう個人的にはうれしいお酒。

2020年7月13日

果の138 サッポロ ポリフェノールでおいしさアップの濃い赤ワイン

サッポロ ポリフェノールでおいしさアップの濃い赤ワイン 250ml
濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、輸入ワイン、ぶどう(日本産)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:9%

前回に続いて健康志向ワイン、二本目は「濃い」赤ワイン。184円。
まー正直この価格帯で「濃い」とかいうのはちょっと怖いんですが。
まーたぶん大丈夫だろうとは思うけど、・・・えぐくなければいいな。
冷やして飲んでみた。

香りは前回ほど甘甘ではなく、軽そうだけどわりとバランスがいい感じ。
飲むと、あーこれは前回とはまったく逆だ。むしろ甘甘な飲み口。
甘くて確かにちょっと濃い。酸味もあるし渋味もそこそこ強い。
でも嫌味もえぐみもないし悪くない、って言うか結構好きだなこれ。
ただし。結構な甘さでぶっちゃけほぼブドウジュースです。

キリッと冷やして、あるいは氷を入れてゴクゴク飲んでもいいタイプ。
食事には・・・んーたぶん甘すぎるんじゃないかなあ。
チーズ系のスナック菓子なんかだとすごく合いそうな気がする。

2020年7月9日

酒の603 渡辺酒造店 蓬莱 蔵元の隠し酒 アルミ缶

渡辺酒造店 蓬莱 蔵元の隠し酒 アルミ缶 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 岐阜県産ひだほまれ使用
アルコール分:15度 精米歩合:55%

近くのスーパーで360円で購入した「蓬莱」の缶入り吟醸酒。
ここのお酒は以前3デシの吟醸生酒を飲んでいるのでこれが二度目になる。
たしか結構なお買い得感のあるいいお酒だったような。

そのまま常温で飲んでみた。
香りはバナナっぽい?感じかな。しっかりと甘そうな香り。
やわらかな飲み口で甘味がじんわり、しかし同時にきりきりと辛い。
酸味はわりとまろやか。道中はさらりとして重さは感じない。
喉ごしはシャキッと辛く、舌に軽い苦味と渋味が残る。
飲み込んだ後にはまたほんわかと甘味が戻ってくるような感じ。

えーと多分結構な辛口なのかな。そしてやや淡麗気味なのかな。
けどキリッとした辛さ以外の部分はおだやかでスイスイ飲める感じ。
しかし飲めば飲むほど辛さが増してちょっと疲れてくる印象も。

なので(?)ちょっと燗をつけてみました。
香りは酸味がすうっと来て「良き熱燗!」って感じがする。
飲むと酸味が来るもやわらかく、辛さもしみこんで実にいい具合。
後味はむしろこちらのほうがスッと切れるというか軽いというか。
ダメ元でやった熱燗だけど個人的には大ヒット。よかったよかった。

2020年7月5日

果の137 サッポロ ポリフェノールでおいしさアップの赤ワイン 乳酸菌プラス

サッポロ ポリフェノールでおいしさアップの赤ワイン 乳酸菌プラス 250ml
濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、輸入ワイン/酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:9%

近所のスーパーで見つけたサッポロの国産安ワイン。250mlで価格は184円。
ポリフェノールとか乳酸菌とかが入った健康志向のワインらしい。
この手はどうもちょっと、あのワインとかこのワインが思い出されてしまう。
今だから言うけどどちらもなかなかにえぐい感じでちょっときつかった。
まあ赤なんでダメなら割って飲めばいいじゃないかとコーラも一緒に購入。
軽く冷やして飲んでみた。

香りは甘甘甘ーくてジューシーフルーティ。でも悪くはないです。
飲むとすっきり、というか薄め。酸味がフレッシュでやや強い。
甘味はそれほど強くない。そのわりに渋味はそこそこある。
喉ごしはスムーズ、あとで少し甘味が戻ってくる感じもする。

基本さらさらと薄くて軽くて、でも酸味がいい具合に効いている。
なんか結構悪くないなあ。割らなくても大丈夫だ。
あーでも温度が上がってくると甘味が邪魔になってくるかも。
ちゃんと冷やしてちょいと何か食べながらスイスイ飲むのがいいと思う。

2020年7月1日

酒の602 桜顔酒造 桜顔 超辛口

桜顔酒造 桜顔 超辛口 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:70%

岩手のお酒、桜顔の3デシ本醸造。生系ではないみたい。398円で購入。
ここのお酒は以前金箔入りの普通酒カップを飲んだことがある。
これは日本酒度プラス15の「超辛口」らしい。どんなもんだろうなあ。
ちょっとこわごわ、熱燗にして飲んでみた。

香りは少しヒリッと来るけども、なんともいえない滋味深さがある。
決して甘そうではないのにふくよかな印象がじわっといい感じ。
飲むと甘味はごく軽め、淡麗気味だけどやわらかい酸味がサーッと。
でもって確かに超辛くて喉ごしはカッ!と来る。
しかしそれもすぐに消えてキレがいい。じわーっと酸味の余韻。

いやー確かに超辛口。
でもとてもおだやかな酸味とコクが感じられて、なんかいいな。
あんまり飲み疲れしないタイプなんじゃないかと思う。
で、燗が冷めてきて常温に近くなるとかなり淡麗辛口っぽくなる。
個人的にはぬるめでも熱めでもいいので燗酒一択で。