2020年9月27日

果の142 コノスル シャルドネ ビシクレタ・レゼルバ

コノスル シャルドネ ビシクレタ・レゼルバ 187ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:13.5% 原産国:チリ

チリワイン、コノスル。このサイズはファミリーマート限定らしい。298円。
例によって赤と白の二種類あるので今回は白のシャルドネを。
コノスルは以前、ファミマ・・・になる前のサンクスでやはり小瓶を買ったことがある。
あの時はロゼで、赤もあったんだろうけど見つからなかった。
ということで二回目のコノスルの白。と言っても品種が違うんだけど。
少し冷やして飲んでみた。

香りはすっきりと透明感があってとってもさわやか。
フレッシュな柑橘っぽさと、トキというリンゴみたいな甘そうな感じもほんのり。
飲むとまず酸味を感じるんだけどやわらかで、ほんのり甘味を帯びる。
温度が上がってくるとだんだん甘味が強くなってくる感じ。
でもなんとなく微炭酸っぽい刺激があるのでキリッとした感じで飲める。

なかなかしっかりと味があってワインだけでもすいすいいける。
単体で飲むならちょっとぬるめのほうがいいかもしれない。
ただ、白ワインならいいかなと思った練り物が全然合わなくてちょいショック。
まあどちらに原因があったのかはわからないんだけれども。
ほんのり甘いカボチャの煮物と一緒だとおいしく飲めました。

2020年9月23日

酒の615 小山本家酒造 小山本家 界

小山本家酒造 小山本家 界 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール分:17度

今回は小山本家のブリックタイプ。とある酒量販店で110円で購入。
確かこの「界」は結構ヒットして一般のニュースになってたのを覚えている。
パック酒の王道である糖類酸味料入り。度数が17度というのがポイント。
当時大手が何社か類似商品を出したけど今でも残ってるんだろうか。
常温のままコップに注いで飲んでみた。

香りは少し甘そうで、酸味がスーッと鼻の奥を刺激する感じ。
よくあるブリック酒の香りだけど、わりと穏やかで度数の高さは感じない。
飲むと、すうっと甘い飲み口でその甘味に意外とコクもある。
舌の途中くらいでピリピリとした刺激。けどそんなに強くはない。
酸味は弱めでどちらかというと甘いお酒。喉ごしはちょいピリピリ。
後味はアルコールっぽい辛さ、けどまあわりとすっきり。

まあそうは言っても100円パックだしと別に期待はしてなかったんだけど。
一口飲んだ時点で正直ちょっと「おっ」と思いました。
小山本家の他のブリック、なんなら糖類無添加のものより飲みやすい。
他の商品の存在意義が薄れるんじゃないですかねこれ。
甘味が強いけどやわらかく、雑味も無くはないけど許せる範囲。
ちょっと辛いんで軽く冷やしたり、あとロックもいいんじゃないかな。

で、じゃあまた買うかって言うと、んー。買わないだろうな。
やっぱり普段から量を飲む人向けのお酒って感じがする。

2020年9月19日

果の141 パトリアッシュ メルロー

パトリアッシュ メルロー 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)、安定剤(アラビアガム)
アルコール分:13.5% 原産国:フランス

フランスワイン「パトリアッシュ」の三本目はメルロー。495円。
なんとなく「まろやか」な印象のメルロー、でもホントにそうだったのか。
単に名前のイメージで勝手にそう思ってただけじゃなかろうか。
というわけで、そのまま常温で飲んで確かめてみる。

おっとあぶね。キャップを空けたら瓶の口からあふれんばかりのワインが。
ていうかあふれた。なんですかこのなみなみっぷりは。
こんなの初めてでちょっと不安だけど、まあ大丈夫だよ多分。

香りはきゅんとくる甘酸っぱさと、落ち着いた渋味の雰囲気。
飲むと最初はさらっと入り、ほんのり甘くて酸味がきゅんとくる。
渋味はやわらかめだけどわりとしっかり口の中に広がっていく。
少し辛めな喉ごしで、苦味がちょっと後を引く感じ。

単独で飲むと酸味や渋味、苦味の存在感がだんだん強くなってくる。
でもちょっとなんか一緒に食べると、とたんに一歩引いて脇役に徹する感じ。
ワインってのはやっぱり食べながら飲むお酒だなあと改めて思った。

2020年9月15日

酒の614 三輪酒造 まいるど白川 にごり酒 レトロラベル

三輪酒造 まいるど白川 にごり酒 レトロラベル 180ml
原材料:米、米麹、醸造アルコール 国産米100%使用
アルコール分:12度以上13度未満 精米歩合:70%

レトロラベルシリーズの三本目は岐阜の本醸造にごり酒。297円。
ここは白川郷というにごり酒(確か純米)を出しているところですね。
まいるど、ということで度数を下げて飲みやすくしてあるタイプ。
軽く冷やして飲んでみた。

香りはやや控えめ。さわやかな麹っぽさにアルコールっぽさも少し。
飲むと、さらっとすっきりした口当たりで甘味はそうでもない。
酸味は途中で強くなりかけるけどその前に引いてしまう感じかな。
後半はちょっと苦味があって、喉ごしもキリッと辛い。
度数のわりにはアルコールっぽさのある後味。

全体的にはさらっとしていてすっきりした感じのにごり酒。
前も書いたけどアル添系にごり酒って度数以上にアルコールを強く感じる。
今回も度数低めの本醸造なんだけど結構しっかりとアルコール感がある。
さらっと飲みやすいのに度数以上に酔う感じというか。
まあ簡単に言えば普通にしっかり酒!ってとこでしょうか。
でもその分食べ物とは合わせやすいような気がした。

2020年9月11日

酒の613 賀茂鶴酒造 賀茂鶴 上等 レトロラベル

賀茂鶴酒造 賀茂鶴 上等 レトロラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:65%

レトロラベルシリーズ、七賢の次に買ったのは広島の賀茂鶴。297円。
賀茂鶴はだいぶ前に「すっきり辛口」という本醸造の3デシを買ってますね。
それから金箔入りの大吟醸も飲んでたっけ。
今回の「上等酒」は五年ほど前に普通酒から本醸造に変わったらしい。

常温で飲んでみた。
香りはすうっと鼻の上のほうを抜けるような、少し甘味を帯びた酸味の感じ。
飲むと、しっかりコクのある甘味の後にじわっと広がるやわらかい酸味。
カッとくる刺激のある喉ごし。だけど辛いというほどではないのかな。
すこし揮発感があるもののしみじみ落ち着いた味わい。

ぬるめの燗にしてみた。
んー、温めてもあまり印象が変わらないかな。
あえて言えば少し全体的にすっきりした感じになったかも。
いずれにしても、ゆっくりと飲みたいなかなかいいお酒だな。

2020年9月7日

果の140 パトリアッシュ シャルドネ

パトリアッシュ シャルドネ 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)
アルコール分:13% 原産国:フランス

今回も250mlワインのパトリアッシュ。二本目はシャルドネ、495円。
前回のヴィオニエは初の品種だったけどシャルドネは何回も飲んでますね。
だから味がわかるかというととんでもないそれは別問題となります。
軽く冷やして飲んでみた。

香りは鼻の奥までスーンと来るシトラス感。しっかりとさわやか。
飲むと、口当たりはまろやかながら酸味はシャープ。少し舌がピリピリする。
後半は軽い苦味があって、ふわっと広がる果実感。
少し苦味が残るとてもすっきりとした後味。

甘味はほとんどなく酸味は強め、でも当たりが柔らかくて飲みやすい。
なんと言うか値段、量、そして味わいと全体的に「ちょうどいい」ワイン。
気軽に普通の晩ごはんのときに飲めるワインだなあという感じです。

2020年9月3日

酒の612 山梨銘醸 七賢 本醸造 レトロラベル

山梨銘醸 七賢 本醸造 レトロラベル 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:70%

以前飲んだ「銘醸名水シリーズ」は終了したようで店から消えてしまった。
その代わりなのか、この「レトロラベルシリーズ」が新たに何本か。
一応業務用のシリーズらしいけど結構売ってるっぽいのかな。
ラインナップを見ると前のシリーズとは違い本醸造がかなり多い模様。
20種類くらいあるようなのでまあ全部は無理だなあ。
で、まず買ってみたのが山梨のお酒「七賢」の本醸造。297円。

まずは常温で飲んでみた。
香りはスーッとして甘酸っぱく、でもちょっと落ち着いた雰囲気。
飲むとスッと口に入り、香り同様にスーッとした感じが広がる。
甘味はそうでもなくてコクのあるふくよかな酸味がじわりじわり。
辛いとまではいかないけど舌の奥から喉にかけてカッと染み込み鼻に抜ける。
んー、なかなかいい感じ。でもこれはお燗が合いそうだなあ。

ということで、ぬるめに燗して飲んでみた。
香りは弱まったというか、より落ち着いた感じがする。
飲むと、あーなんかコクと酸味がはじめからぶわーっと。
コクとか酸味とか、甘味とか辛さとかがまとまってカーッと広がる。
いいなこれ。常温だとやや華やかで味わい深く、燗だと抑えが利いてじっくり。
ぬる燗がすごく気に入った。晩酌にぜひ!っていう味わいです。