2020年8月30日

他の74 サン ヴィヴァン VS

サン ヴィヴァン VS 200ml ブランデー
カラメル色素
アルコール分:40度 原産国:フランス

今回はブランデー、アルマニャックのポケット瓶。748円で購入。
コニャックと並びフレンチブランデーを代表するお酒、だったかな。
ポケット瓶で見るのは初めて。当然飲むのも初めてです。

そのままクイッとストレートで飲んでみた。
香りはまず揮発感が強く、目にかなりシパシパとしみてくる。
あとは軽く土っぽい感じとかちょっぴりフルーティな酸っぱさとか。
かなりぷんぷんと香ってきて鼻をツンツンと刺激してきます。
飲むと甘味はそんなに強くなく、かといって酸味もそれほどでもない。
最初はフラットな印象から苦味がぐっと強まり、そのまま最後まで苦い。
アルコール感と苦味が占めて正直ストレートだとキツイ感じ。

なので氷を入れてみた。
んーまだ苦いなあ。むしろ甘味を感じにくくなってより苦いかも。

ちょっと加水してみる。
香りは揮発感の角が取れて、ちょっとフルーティな感じ。
味は苦味が薄れたのはいいんだけどそれ以外の要素も薄くなっちゃった。
これは炭酸系で割るのがいいんじゃないかなという気がする。
炭酸水もいいけど甘味が弱いのでトニックとかジンジャーエールなんかで。

と思いつつ買いやすいコーラで割ってみることに。
ん、これはいいですね。華やかな香りに強い苦味がコーラとうまく合う。
なのでやっぱり炭酸系で割るのがおすすめかな。
でもそれなら別にこのお酒でなくてもいいわけだけども。

2020年8月26日

酒の611 梅錦山川 梅錦 酒一筋

梅錦山川 梅錦 酒一筋 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:16度以上17度未満 精米歩合:60%

さて五寸瓶をもう一本。愛媛の純米吟醸原酒で購入価格は406円。
確か「梅錦」って小さめのカップを出してるとこじゃなかったっけ。
なかなか見かけないお酒も買えるのがこの手のシリーズ物のいいところ。
そのまま常温で飲んでみた。

香りは甘くて華やか、酸味も感じられてなかなかにさわやか。
一口目はややさらりとした甘味があり、ほどよい苦味と辛さがサッと広がる。
後味は苦味とコクと酸味の余韻。
二口目以降はコクのある酸味の印象が強くなってきた。
酸味に角は感じないけど、苦味と相まって鮮烈に感じる。

原酒だけど重たくはないかな。度数が高いのにスイスイ飲める。
でもってかなり酔う、と。
えーとなんとなく、ちゃんとしたつまみを用意して飲みたいなと思った。

2020年8月22日

酒の610 今西清兵衛商店 春鹿 純米 超辛口

今西清兵衛商店 春鹿 純米 超辛口 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度 精米歩合:60%

五寸瓶シリーズの一本。今回は奈良の純米酒。390円で購入。
日本酒度がプラス12の「超辛口」純米酒とのこと。
ぬるめの燗にして飲んでみた。

香りは、ぷーんとくる感じがいかにも日本酒らしいコクがありそう。
飲むとやわらかい甘酸っぱさがふわっと広がり、すっと消える。
ほどよい苦味とドライな感じの辛さで口の中がきりり。
一瞬サッと辛さを感じる喉ごし。キレはとてもいい。

確かに辛いんだけどすっきりきれいで疲れない辛さというか。
飲み口のやわらかさと後口の軽さが相まってスイスイと飲めてしまう。
結構ドライな辛口だと思うんだけどなんだかこう・・・いい感じ。
できれば何か魚系のつまみが欲しいところだなあ。

2020年8月18日

果の139 パトリアッシュ ヴィオニエ

パトリアッシュ ヴィオニエ 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)
アルコール分:13% 原産国:フランス

三菱食品が輸入しているフランスワイン。250mlで購入価格は495円。
この250mlというサイズは最近コンビニなんかでもよく並ぶようになった。
でも何年か前まではこのパトリアッシュしか見かけなかったように思う。

いくつかある中からまず買ってみたのは、ヴィオニエという白ワイン。
確かまだ飲んだことがない品種なのでちょっと楽しみ。
軽く冷やして飲んでみた。

色はちょっと濃いめかな。かなり黄色味が強い感じに見える。
香りはとても華やか。かなりしっかりと香ってくる。
飲むと、わりとクリアでやわらかい口当たり。甘味は弱い。
じわじわじわーっと、軽い苦味とコクのある酸味が強まってくる。
喉ごしもきゅんと酸っぱい。やや苦味の残る後味。

ジューシーなコクと酸味はフレッシュなトマトを思わせる感じ。
温度が上がってくると味わいも比例して濃くなってきたように思う。
ちょっと甘味も出てきて、これはあまり冷やさないほうがいいのかな。
ただアレですね、ワインだけでスイスイ飲むようなタイプではないっすね。
ぜひとも何かしっかり食べたいところ。
よさそうだなと思うのが、あぶったシシャモとか。
焦げ目の香ばしいところとかすごく合いそうな気がする。

2020年8月14日

酒の609 白鶴酒造 白鶴 淡雪スパークリング

白鶴酒造 白鶴 淡雪スパークリング 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、炭酸ガス
アルコール分:5度

白鶴が発売しているスパークリング清酒。
白鶴だと以前大吟醸ベースのスパークリングを飲んだことがある。

しかしのヒット以降、大手の発泡性清酒はがらりと変わりましたね。
これもそんな「細身のプリント瓶」系のスパークリングのひとつ。
他には黄桜の「ピアノ」とか。大関の花泡香とかもそんな感じかな。
ざっと見ても大体生き残ってるみたいなんで、需要は大きいんだろうな。
でも小瓶があるのは澪だけで他は300mlばかりなのでいまいち食指が伸びず。
処分品コーナーで見て初めて買おうと思うことが多いかも。
というわけで今回もそんなワゴンで発見。385円は元値のほぼ二割引。
冷やして飲んでみた。

香りは甘酸っぱい。酸味がかなりきゅんきゅんとくる感じ。
酵母っぽさもあって、香りだけだと濃いめの白ワインかシードルのよう。
飲むと、やわらかくてやや繊細な甘味とフルーティな酸味がふわり。
炭酸はおだやかで心地よく、とにかくやさしい飲み心地。
度数が低いんでスイスイ飲めるけど清酒らしい複雑さもあり満足度は高い。

甘くて、さわやかで、やわらかで。
簡単に言うと笑っちゃうくらいおいしいです。素直においしい。
これは食事と一緒にというより、食前にあるいはお酒だけがよさそう。
脚付きの細長いグラスでお洒落に飲むのもいいと思います。
ただし、しっかりとよく冷やして飲むのが肝心ではないかと。
ぬるくなるとちょっと甘ったるいな。

2020年8月10日

他の73 久米仙酒造 久米仙 泡盛珈琲 BLACK

久米仙酒造 久米仙 泡盛珈琲 BLACK 180ml リキュール
原材料:泡盛(沖縄県製造)、コーヒー、難消化性デキストリン、香料
アルコール分:10度

ドラッグストアで見つけた紙カップ入りのリキュール。購入価格は218円。
泡盛のコーヒー割りというのは沖縄ではなかなかポピュラーな飲み方らしい。
それはいいんだけどこの商品がまたちょっとよくわからない商品で。

まず製造元のサイトには情報が見当たらず。12度で瓶入りのはあるんだけど。
検索しても出るのはその瓶入りか、沖縄ファミマ限定の300mlカップばかり。
じゃあってんでバーコード(JANコード)で検索してもまさかのヒット無し。
大抵ここまでやれば通販とか問屋さんとか引っかかるんだけどなあ。
どこかのオリジナル企画だったりするのかな。まあいいか。
あるのは現実。ありがたくいただこう。冷やして飲んでみた。

香りはかなりしっかりと、甘く華やかなコーヒーの香り。
単にコーヒーというよりキャラメルとか、昔あったコーヒーガムっぽい。
なんといいますか最近のコーヒーっぽい香りって言うんでしょうかね。
ちなみに泡盛の香りについては正直よくわかりません。
今のところ飲んだことがあるのは度数低めのカップだけなので。

飲むと、あーすごい飲むともっとコーヒーガムっぽい。
甘くはないはずなんだけど香りに引かれてなんとなく甘くも感じる。
苦味は少し強めかな。酸味もわりとあるかもしれない。
喉ごしは辛い。一瞬だけど結構カッ!とくる。
飲んだ後は舌を中心に香ばしいコーヒーの香りがぷんっぷん残る。

泡盛らしさはよくわからないけど、なかなか風味強めのコーヒー。
普通のコーヒーとは違う辛さを感じるのでその辺がお酒っぽいかな。
個人的には普段こういう香りの強いコーヒーは飲まないので少々面食らった。
氷を入れると少し飲みやすくなる。プラス牛乳も辛さが消えていい感じ。
しかし香料は無しでいいんじゃないかな。何の香料か知らないけど。

※4994997101016

2020年8月6日

酒の608 男山本店 陸前乃大吟醸 陸前男山 豊香淡麗辛口 南部流伝統仕込み

男山本店 陸前乃大吟醸 陸前男山 豊香淡麗辛口 南部流伝統仕込み 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:50%

富翁幻の瀧瓢太閤神渡川鶴と飲んできたワンコイン大吟醸シリーズ。
ラストの六本目は宮城県気仙沼のお酒、陸前男山の大吟醸。509円。
ここのお酒は以前、3デシ特別本醸造の蒼天伝というのを買ったことがある。
味についてはよく覚えてないけどすっきりしてたんだったかな。
今回の大吟醸もラベルには「淡麗辛口」とあるけどさてどうでしょうか。

常温で飲んでみた。
香りは甘ーくてフルーティ。メロンっぽい感じ?かな。
エステルというか揮発感もわりと強く、前回の川鶴に少し似てるかも。
飲むと、あらすっきり。すーっとフラットに口にすべりこむ。
そのまま少ししてから華やかな甘味がじわーっと広がる。
甘味と同時に軽い苦味とエステル感があり、それから辛さもピリピリ。
喉ごしは一瞬だけカッとくるけど後にじわっと甘味の余韻がある。

飲み口はすっきり、華やかな甘味からシャキッと辛い喉ごし。
酸味はあまり強くないようだし確かに淡麗辛口な感じ。
正直なところ川鶴と香りも味もよく似てるなあと思った。

で、冷やすのもあれなんで思い切ってぬる燗にしてみた。
香りは甘味が引っ込んでちょっと酸っぱそうな感じに。
飲むと華やかさは薄れ、酸味が前面に立ちきりっと辛口のお酒。
酸味が滋味深くなんとも味があり、これは結構好きだなあ。

というわけでシリーズ全部飲んでみたわけなんですが。
とりあえずどのお酒もコストパフォーマンスはすばらしいと思う。
いくつかタイプがあるので入門用にもいいかな。やや辛口が多いけど。
まあ何というかとりあえずシリーズ全部飲めてすっきりしました。

2020年8月2日

酒の607 川鶴酒造 讃岐乃大吟醸 川鶴 レ・プリミエ 螢流湧水箱麹限定小仕込

川鶴酒造 讃岐乃大吟醸 川鶴 レ・プリミエ 螢流湧水箱麹限定小仕込 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:50%

ワンコイン大吟醸の五本目は香川のお酒、川鶴。やはり509円。
ここのお酒も、前回の神渡と同じくChi-bi純米大吟醸以来の二回目になる。

ちょっと考えたけどやはりいつものように常温で飲んでみた。
香りはとりあえず結構甘そう。酸味もそれなりにありそう。
目にしみてくるような感じもそこそこ強めかなと思う。
飲むと、わりとさらりとした甘めの飲み口ですっきりとやわらかい。
軽めの酸味と辛さが混ざったような感覚が舌をぱあっと包み込む。
喉ごしは一瞬辛さがカッ!と来る。じんわり旨味を感じる後味。

全体では、そうだなあ・・・すっきり甘辛という感じかな。
酸味は強くなくてわりとさらっとしてるように思います。
ただ、これも冷やしたほうがいいんじゃないかって気がするなあ。

てなわけで冷やしてみたけど正直それほど変わらなかった。
でも冷えたのでさわやかさは増したしあとなぜか甘味がまろやかに。
全体ではやはり甘めの飲み口からシャキッとかなり辛い喉ごしのお酒。