2021年3月30日

酒の639 賀茂鶴酒造 賀茂鶴 本醸造 からくち

賀茂鶴酒造 賀茂鶴 本醸造 からくち 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:14度以上15度未満 精米歩合:69%

近所のスーパーに突然入荷した賀茂鶴の3デシ。購入価格は349円。
日付が三ヶ月前と入荷したてにしてはちょっと古い。
微妙に安い価格設定といい何か訳ありかな。まあいいけど。
ところでこれ以前飲んだ「すっきり辛口」と度数や精米歩合が全く同じ。
ラベルが違うだけでもしかしたら同じ酒なのかもしれない。
熱燗がおすすめのようなのでそのようにして飲んでみた。

香りはほんのり甘味がありそうだけどほぼすっきり。
飲むと口当たりはふわっとおだやか、ほんのわずかに甘味を感じる。
ですぐに軽い苦味ときりっとした辛さがサッと走っていく。
シャキッとした喉ごしで後味はすごくすっきりしている。

確かにとても爽快な印象だし、辛口だけど口当たりがやわらかくていい。
でもこれはやっぱり食事のお供がいいだろうなあ。
中身についてはたぶん「すっきり辛口」と同じではないかなと改めて思う。

2021年3月26日

他の85 珍蔵紹興酒

珍蔵紹興酒 250ml その他の醸造酒
原材料:もち米、麦麹(小麦) 食品添加物:カラメル色素
アルコール分:17度 原産国:中華人民共和国

ミニサイズのカメ、というか壺に入った紹興酒。
お高いのかなと思ったら467円だったんで買ってみた。
250mlながら陶器なので手に持つとずしりと重い。
ちなみに紹興酒はこれまでに「塔牌」「古越龍山」を飲んだことがある。
さてどんなもんかな。さっそく開けてみよう。

少し重いフタを外すとキャップシールが見えた。物々しいなあ。
でシールをはがして見えたのは、あらららこれコルクだ。
がっちりはまってるなあ。コルク抜き無いんだよなあ。
ワインならともかくこのために新しく買うのもなあ。
というわけでペンチとかで無理やり開けてみることに。

ありゃー少し出っぱってた上の部分がちぎれてしまったよ。まずいな。
でもう半ばヤケ気味に色々やってたらスポンとコルクが中に入ってしまった。
あー。でもまあこれでいいか。幸い細かい欠片もないようだし。
というわけで結果オーライ、そのまま常温で飲んでみた。

香りはしみるようなアルコール感もあるけど、芳醇。
なんかバーボンに似た香りだなあと思った。
飲むと意外とすっきりした口当たりで、さっぱりと辛口な感じ。
甘味はほとんどなく味わいの中心は強めの酸味。
でもその酸味はわりと角が丸くてまろやか、嫌味がない。

独特の熟成感が全体にあるけどエグみなどはなくて結構スムーズ。
これまで飲んだ中(といってもまだ三種類)では一番飲みやすいかも。
熱燗にチャレンジしてもいいかな。楽しみになってきた。
ちなみにコルクはそれからどこへ行ったかというと、実はまだ壺の中にいるのです。

2021年3月22日

酒の638 月山酒造 蔵べる 銀嶺月山 本醸造

月山酒造 蔵べる 銀嶺月山 本醸造 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度 精米歩合:65%

「蔵べる」という三菱食品の新しいシリーズの一本。購入価格は349円。
レトロラベルシリーズが終了したみたいなのでそれの代わりかな。
ラインアップの大多数は引き継いでるようだし。
レトロラベルは一応業務用だったけどこれは一般向けらしい。
というわけでぬるめの燗で飲んでみた。

香りは少し甘そう。でも派手さはなくジーンとしみてくる感じ。
飲むとほんのり甘く、酸味はおだやかでやわらかい。
少しピリッとした辛さもありつつ全体的な味わいはすっきり。
なんとなくおしろいみたいな香りが鼻に抜けていく。

すっきり透明感があるやや辛口、というところでしょうか。
飲み飽きない、いかにも晩酌向けだなという印象です。
燗が冷めてくると飲み口の甘さが強くなる感じがしてきた。
これは常温のほうが好みだったかもしれないなあ。

2021年3月18日

他の84 アサヒ 濃醇梅酒

アサヒ 濃醇梅酒 180ml リキュール
原材料:糖類(ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖)、醸造アルコール、梅、蜂蜜、食塩/酸味料、着色料(カラメル)、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
アルコール分:10度

アサヒが販売している180ml小瓶入りの梅酒。
本格そうな見た目のわりに239円と安い。で原材料を見てびっくり。
梅酒も様々でいくつか飲んだけど、ここまで添加物が多いのも珍しい。
甘味料+アルコールってのが個人的に悪酔いの元なので気になるところ。
でもまあとりあえず。そのまま飲んでみた。

香りはわりと熟成感があり、なかなか芳醇そうな感じ。
わざとらしさも感じなくはないけど特に気になるところはない。
飲むと、確かにちょっととろっとしてる。で、かなり甘め。
甘味に隠れ気味だけど酸味もそこそこある。
苦味はほんのちょっと。後味はやや甘味がべたつくかな。
アルコール感はかなり弱い。

飲んでて思い出すのが子供の頃小児科で出されたシロップの薬。
「喉にくる甘さ」がまさにあんな感じ。
っていうかこれ水とか炭酸とかで倍くらいに薄めても十分いける味だと思う。
そういう飲み方をするのならわりとコスパがいい、のかも。
これじゃなくてあくまで一升入りの紙パックがメインなのでしょう。

2021年3月14日

酒の637 月桂冠 THE SHOT 鮮やかジューシー 純米

月桂冠 THE SHOT 鮮やかジューシー 純米 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:14度以上15度未満 精米歩合:70%

「THE SHOT」シリーズの四本目、今回は純米。273円で購入。
最初に出た本醸造大吟醸はあちこちの店にあったのですぐ入手できた。
第三弾のうすにごりはぐっと扱いが減りようやくドラッグストアで見つかった。
で今回の純米はそのドラッグストアにも並ばないし正直あきらめてた。
立ち寄ったコンビニで見つけた時には出てたのをすっかり忘れてたくらい。
ともあれ入手できてよかった。今後もシリーズを続けて欲しいと思う。

今回は「鮮やかジューシー」な純米酒。わかるようなわからないような。
そのまま常温で飲んでみた。

香りは甘そうな感じで確かにりんごみたいにジューシー。
飲むとこれまたジューシーな酸味と、さっぱりした甘味がある。
なんか芳醇な感じでこないだ飲んだ林檎酒をふと思い出した。
でも喉ごしはかなりキリッとしているし後味もとてもすっきり。
後にはとてもさわやかな余韻、口の中がさっぱりする感じ。

個人的には大当たり。月桂冠の純米酒ではたぶん一番好き。
いやこれはうすにごりの前に出すべきだったんじゃないかなあ。
てか最初にこれを含めた三種類で出してもよかったんじゃないかと思う。
地域が変われば、あるいはどの店でも売ってたりするのかな。
とりあえず自分の周りの状況を見る限りでは少し残念な感じがする。

2021年3月10日

果の150 パトリアッシュ ピノノワール

パトリアッシュ ピノノワール 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)、安定剤(アラビアガム)
アルコール分:13% 原産国:フランス

フランスワイン、パトリアッシュの「ピッコロ」(というらしい)シリーズ。
こないだのメルローに続いて四本目の今回はピノノワール、495円。
ピノノワールというとなんとなく繊細とかなイメージがあるけど果たして。
単にそう思い込んでただけじゃないのかどうなのか。
とはいうものの気楽に常温で飲んでみた。

香りは甘酸っぱいけどちょい苦そう、芳醇な雰囲気もあるかも。
最初の飲み口は甘味があってフルーティ。でも甘味はすぐ消える。
キュッとくる酸味がスッと通り、渋味は細身だけどやや強め。
飲み進めていくと甘味の印象はどんどん薄れていく感じ。

やや軽めでフルーティ、酸味が印象的なワイン。
つまり裏ラベルの説明とほとんど同じようなイメージ。
これもやはりちゃんとなんか食べながら飲みたい。

2021年3月6日

酒の636 大関 純米にごり酒 夢見るひつじ

大関 純米にごり酒 夢見るひつじ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:11度以上12度未満 精米歩合:78%

ラベルがかわいい大関の純米にごり酒。価格はコンビニで259円。
ワンカップとは名乗ってないけど毎年出てるのと同じものだと思う。
というか大関のカップで「ワンカップ」を冠してないのは珍しいような。
軽く冷やして飲んでみた。

香りは軽めだけど鼻の奥にスーッとくる感じ。
飲むと、やや甘めでやはりスーッとした感じがあり、軽い苦味も。
全体はとろりとしていて少しざらっとした舌触り。
でもわりとすっきりした飲み心地で喉ごしは結構辛い。

あんまり甘くなくて思いのほかキリッとした印象のにごり酒。
たとえばサイダーとか甘系の炭酸で割るのもいいかもしれない。
なんとなくイメージしてたよりも、しっかり酒っぽいなと思った。

2021年3月2日

果の149 タヴェルネッロ BIO ピッコロ ロッソ

タヴェルネッロ BIO ピッコロ ロッソ 250ml
酸化防止剤(亜硫酸塩)
アルコール分:12.5% 原産国:イタリア

白を飲んだら次は赤。価格は同じく334円。
ほぼ常温で飲んでみた。

色は心なしかちょっとくすんだ感じがする。
香りは酸味が豊かでフルーティ。全体に強めな感じ。
飲むとすっきりと軽くて、しかし渋味はなかなか強め。
飲みこんだときに舌の奥のほうでほんわかと甘味を感じた気がする。

確かにさらっと軽めだけどそれほどライトでもないような。
そこそこの飲みごたえはあると思う。
白も赤も250mlでこの価格ならなかなかお買い得かも。
サンドイッチでも食べながら気軽に飲みたいなーというワイン。