2020/05/30

酒の597 小嶋総本店 東光 純米吟醸原酒

小嶋総本店 東光 純米吟醸原酒 180ml
原材料:米、米麹 山形県産米100%使用
アルコール分:16度 精米歩合:55%

以前3デシの純米酒を飲んだことがある山形のお酒、東光。
今回見つけたのは一合瓶の純米吟醸、しかも原酒とのこと。
といっても度数はやたら高いわけではなく16度。購入価格は429円。

常温で飲んでみた。
香りはバナナっぽいのかな。しっかり濃い甘味がありそうに感じる。
飲むともう、とろとろととろけるような感じ。
しっかり甘味があってその周りをさらにしっかりやわらかい酸味が包む。
酸味には濃いコクがまとわり付いていてなかなかの深い満足感。
スーッとしたエステルっぽい感じがあり、喉ごしも結構ピリッと。
なのでそれほど甘甘には感じず、後味はすっきりしてるかも。

ぬるめの燗にしてみた。
香りは酸味が前に出てきた感じ。ややもっさり感。
飲むとあーなんか甘味と酸味、それに辛さが全部溶けて混ざったよう。
ちょっと苦味も感じるけど全体がじんわりとしていい感じだな。

しっかりと味わい深いお酒ながら後が軽めで重すぎない。
じっくりマイペースで飲めて満足度の高いお酒だなと思います。

2020/05/26

他の71 バートン ジン

バートン ジン 200ml スピリッツ
香料
アルコール分:40度 原産国:アメリカ

今回はジンのポケットタイプ。200mlのペットボトルで価格は440円。
ラベルを見るとケンタッキーのルイビルで造っているらしい。

そのままクイッと飲んでみた。
香りは軽いアルコール感の上に、なんとなく生っぽい柑橘っぽさ。
いわゆるジンの香りだけどボンベイサファイアとかに比べるとさらっと軽め。
飲むと、あーなんか結構フレーバーが乗ってるなという感じ。
飲み口はとろっとして香りがぐっと来て、後半はビリビリと辛い。
しかし飲み込んだ後はなかなかすっきりとしてキレがいい感じ。
わりと軽めでなかなか飲みやすい、きりっと辛口のジンかな。

氷を入れてレモンを数滴足してみた。
んー、香りもさわやかでわりとすっきり飲みやすいような気がする。
でも結構辛いな。ヒリヒリとアルコール辛い感じ。
こうやって飲むよりどうせなら炭酸で割ったほうが良さそう。
久しぶりにトニックウォーターでも買ってくるとしましょうか。

というわけでジントニックにして飲んだら、あーもうオッケーだ。
軽めだけど必要十分といいますか、十分においしいや。

2020/05/22

酒の596 あさ開 本醸造生貯蔵酒

あさ開 本醸造生貯蔵酒 300ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:14度 精米歩合:65%

ちょっと変わった瓶に入ったあさ開の3デシ本醸造生貯蔵酒。407円。
細かい模様の入った瓶でなんかこう「冷用酒」って感じがする。
買ってから気付いたけどこれって以前飲んだ「生缶」と中身が同じだ。
ちょっとミスった。でもどうせ味とか忘れてるからいいや。
そのまま常温で飲んでみた。

香りはぷーんと甘そうな印象があり、なんとなくフレッシュな印象もあり。
飲むとなかなかコクのある甘味が広がり酸味はあまり強くない。
後から少し苦味が来て、ピリピリッと刺激のあるシャキッとした喉ごし。

最初の甘味はやわらかいけど後半はキリッとして後味もすっきり。
3デシ本醸造生貯造酒のイメージにピッタリなさわやかなお酒。
たぶん冷やしたほうがもっといいんだろうな、とは思った。

2020/05/18

焼の116 宝酒造 CGC 焼酎豪カップ 20度

宝酒造 CGC 焼酎豪カップ 20度 220ml
焼酎甲類

CGCの甲類カップが以前の合同酒精製から宝酒造製に切り替わった模様。
元々この「豪」というのがCGC甲類のブランドだったので統一されたことになる。
これで「いきなり2.7リットルとかはちょっと」という人がお試しで購入できる。
というかそもそもなんでカップだけ別の会社に任せてたのだろうか。
購入価格は151円。そのまま常温でちょっと飲んでみた。

香りはうっすらと薬臭くて、ぼんやりと甘そうな感じ。
甲類としてはわりとおだやかな香りなんじゃないかなと思う。
飲むと最初の当たりはやわらかいけど後半は喉にかけてピリピリと刺激的。
PBじゃない宝ブランドの甲類などに比べるとまろやかさには欠ける印象。

甲類って刺激強めなハードタイプとまろやかなソフトタイプがあると思う。
ハードは炭酸系、ソフトは無炭酸のお茶系で割るのが合うなあとも思う。
宝の甲類は大体ソフトだと思うんだけど、PB品は中間タイプが多いのかな。
なので比較的いろんな割り材と合わせることができるのかもしれない。

なんて具合に少し理屈をこねてみました。
甲類は某所で見た「紅茶のティーバッグの漬け込み酒」がお気に入り。
ロックで飲んだりサイダーで割って飲むのが好きです。

2020/05/14

酒の595 立山酒造 本醸造立山カップ

立山酒造 本醸造立山カップ 200ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:麹米63%、掛米63%

富山のお酒、立山。結構メジャーな銘柄だと思うけど今回が初飲み。
八海山のように全体をラベルで包んだ200mlのカップ。購入価格は247円。
この本醸造がここのレギュラー酒なんでしょうかね。
そのまま常温でぐびっと飲んでみた。

香りはわりと甘そうで、なんとなく熟成したような感じも。
飲むとさっぱりとした甘味のあるさらっとした飲み口。
じんわりコクと飲み応えを感じつつ、かなりキリッとした喉ごし。
そのまま喉に軽いヒリヒリ感が残るけどじきに消え、後味はすっきり。

さわやかなお酒なんだけどきれいすぎずなかなか飲み応えがある。
思ってたよりも辛さは強かったかもしれない。
本醸造らしいお酒だな、というのが素直な印象かな。

2020/05/10

他の70 大関 直七と檸檬を使った冷酒

大関 直七と檸檬を使った冷酒 180ml リキュール
原材料:日本酒(国内製造)、糖類、果汁(濃縮レモン果汁、スダチ果汁)、香料
アルコール分:10度以上11度未満

大関の新製品。日本酒をベースに「直七」という柑橘を使用したリキュール。
そのブリックタイプを見つけたのでさっそく購入。184円。
直七というのは希少性の高い「幻の柑橘」らしい。
原材料名にはスダチ果汁とあるので大まかに言うとスダチの一種なんだろうか。

菊正宗のすだち冷酒もそうだけど、原材料の清酒や日本酒の表記が気になる。
つまりその清酒(日本酒)の原材料っていったいどうなんだろうと。
まあ表記義務が無いんだろうし気にする人もほとんどいないんでしょうかね。
でも後ろめたさがないなら書いたほうがイメージはいいと思うんだけどな。
さておき。軽く冷やしてストローで飲んでみた。

香りはすっきり透明感がありさわやか、でも奥にしっかり甘味も感じる。
飲むとなかなかコクがあってまろやかな口当たり。
それから舌にやわらかい甘味、同時に喉のほうでやや強い酸味と苦味。
酸味はまろやかさとシャープさが同居してるような感じかな。
柑橘の印象が強く前述のすだち冷酒とは違い日本酒の存在感は薄い。
飲み口はわりと甘め、でも最終的にはキリッとしたさわやかな飲み心地。

まあ大体この手のタイプはハズレがないんで期待通りではありました。
ただ日本酒らしさが弱かったのは残念。ストローで飲んだからかな。
確かめるためにもまた買ってもいいかな、とは思える。

追記。ゆっくり飲んでて常温に近くなったら結構日本酒っぽさが出てきた。
冷酒を謳っているけど特に冷やして飲めとも書いてないのでそれもいいかも。

2020/05/06

酒の594 大関 上撰 ワンカップ純米生貯蔵

大関 上撰 ワンカップ純米生貯蔵 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:73%

毎年春に発売されていたワンカップ生貯蔵が純米酒にランクアップ。
リニューアルして純米酒にというのはにごり酒と同じ流れですね。
さらに期間限定品から通年販売品にもパワーアップとのこと。
さてワンカップ大関の新製品はコンビニで見かけることが多い。
なので近所のセブンイレブンに行ったら即発見即購入。259円。
冷やして飲むのがおすすめらしいので冷やして飲んでみた。

香りはすっきり。通常の(アル添の)ワンカップと似た感じがある。
なんというか独特な、スーッと入ってきてコテッとしてる感じ。
飲むと、冷えているためかマスカット系のさわやかな甘味がなかなか強い。
そんな風に最初は甘く感じたけど途中からは結構キリッとした飲み心地。
喉ごしもキリキリッとなかなかに辛い。
旨味もじんわり感じるけどワンカップ特有の「硬さ」みたいなのが印象に残る。
生貯蔵ということでのフレッシュ感は・・・んー。どうなんだろう。

決して悪いわけじゃなく単に個人の好みの問題なんだけど・・・。
この味わいなら別にアル添でいいからもっと安いほうがいいな。
まあとりあえずまろやかさを好む人にはちとイマイチかも。

2020/05/02

他の69 キルシュ18度

キルシュ18度 200ml ブランデー
香料
アルコール分:18度 原産国:フランス

量販店で見つけたさくらんぼのブランデー、キルシュ。
ブランデーのわりに度数が低い。焼酎で言う前割り的な感じかな。
その分価格も327円と大変お求め安くなっていました。
どう飲めばいいかよくわからないけどとりあえずそのまま飲んでみた。

香りはものすごく強い。まるでキャンディを溶かしてさらに煮詰めたよう。
とてもビビッドで、むしろ化粧品とかを思わせる感じ。
また度数のわりにスーッとしみるようなアルコール感というか揮発感も強い。
正直言ってちょっと飲み物とは思えないかも。

でもまあ飲むと、あれほど強い香りだったのに味はほとんど無い。
いや香りが強すぎて味がわからなくなってるのかな。
リキュールではないので甘味はほぼ無く、わずかに渋味があるくらい。
イメージとしては香料たっぷり入れた甲類焼酎を飲んでる感じかな。
いやホントに正直に言うと、香水を飲んでるとしか思えなかった。
何だかものすごいものを飲んだような気持ちになります。

というわけでちょっとコーラで割ってみた。
まあやっぱりすごい香りで、コーラの香りを完全に押さえ込んでいる。
で飲むと・・・、あー。香料感たっぷりで甘甘なチェリーコーク。
ぶっちゃけこれがうまい。でもあんまり飲むとちょっと頭痛くなりそう。
これはこうやって炭酸飲料、特にコーラで割るのがベストなのでは?
なかなかおもしろいんで色々試してみようかな。