2018/12/30

酒の507 月桂冠 つき

月桂冠 つき 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満

「つき」にもブリックがあるんですね。イオンで108円で購入。
これはテトラパック社製の容器で他に比べて折り目がきちっとしてる印象。
それにしても・・・、ひさしぶりだね「つき」飲むなんて。
ストローは使わず、常温で飲んでみた。

香りはちょっと甘そうなんだけど「つき」ってこんな感じだったっけ。
なんだか他のパック入りの酒とあまり変わらない感じの香り。
飲むとやや強めの甘味と軽い酸味があり、ほんのり苦味も。
コクは・・・まあ控えめで、さっぱりと軽い喉ごし。

最初こそ少し雑味を感じたもののあとは嫌味もなくすいすい。
トータルでは淡麗気味な中甘口って感じでしょうか。
思ってたより甘く感じたけど、なんだかやわらかで飲みやすい。
最初気になった苦味もちょっとなんか食べると特に問題なし。
と言うか酒だけ飲んでると甘味と薄さがちょっとだけ目立つのかな。
いやしかしやっぱり一合、180mlがちょうどいいなあ。

2018/12/27

酒の506 小西酒造 白雪 淡麗辛口 ストロングカップ

小西酒造 白雪 淡麗辛口 ストロングカップ 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:16度以上17度未満

イオンで買った白雪の普通酒紙カップ。購入価格は159円。
流行りの「ストロング」だけど16度じゃ別に珍しくもないような。
それはともかく「淡麗辛口」で「ストロング」か・・・うーん。
そういえば初めて買った紙カップ酒は白雪の樽酒だったっけ。
そのまま常温で飲んでみた。

香りはスーッとして少し溶剤っぽくいかにも淡麗辛口な感じ。
飲むと、最初にちょっとマスカットっぽい甘味を感じる。
それからピリピリというかジンジンというかそんな刺激が広がる。
刺激は酸味でもあり、苦味でもあり、辛くもあるような感じ。

ストロングとは言うものの別に大して強くはないと思う。
むしろ適度な飲みごたえがあって悪くないのでは。
気になったのはむしろ苦味かな。ちょっと喉に張り付く。
でもすっきりとした飲み心地だしトータルでは十分お値段以上。
この値段でもし近くで売ってるなら何本かストック用に買ってるかも。

2018/12/24

酒の505 北関酒造 日光戦場ヶ原鬼ころしパック

北関酒造 日光戦場ヶ原鬼ころしパック 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール分:13度以上14度未満

またも鬼ころし。今回は栃木の北関酒造の製品。105円。
このパッケージはいいな。「日本昔ばなし」みたいでお気に入り。

常温で、まずはストローでチュー。
あ、あんまり甘くない。酸味はそこそこ。雑味は強め。
後味はすっきりしてるけどビニールっぽさが結構残るかも。
改めて、湯飲み(ここ重要)に注いで飲んでみる。
香りはちょっとヒネた感じがある他はあんまり感じられない。
飲むと軽くてさらっと甘酸っぱい。酸味のほうが強めかな。
ビリビリっと刺激のある喉ごし。後味はすっきり。
すっきりしてる分口の中に残るビニールっぽさが目立つ。

熱燗にしてみた。
香りは、んー・・・もやもやっとしてて、アルコールっぽい。
辛そうではあるけど日本酒らしい感じではないなあ。
飲むと、あーでも全体にバランスが良くなったような気がする。
酸味と雑味がおだやかになってまとまりが出たというか。
ただいずれにしろビニールっぽさが口の中に張り付くのがマイナスな感じ。

んー、見た目は今のとこ一番好きだけど中身はちょっと残念。
まあこんなものかな。さらっとしてるので普通には飲める。

2018/12/21

酒の504 大関 大吟醸 金箔

大関 大吟醸 金箔 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、金箔
アルコール分:15度以上16度未満 精米歩合:50%

ドラッグストアで見つけた大関の金箔入り大吟醸。301円。
製造は去年の12月。つまり一年遅れの正月用品ということですね。
ちなみに処分価格ではなかったです。
とりあえずねじ栓じゃないのはいいな。杯に注ぎたくなる。
冷やして飲んでみた。

香りは、・・・なんだかなんの香りもしない。飛んじゃったのかな。
口に含むといかにもヒネた感じのコテッとした酸味が広がる。
それから、元は結構フルーティだったと思われる甘味がじわり。
苦味もやや強く、後半はわりと辛めに感じた。

ちょっと大げさに書いたかな。そんなに劣化はしてないです。
個人的にはなかなかいい感じの熟成感があって好みの味。
そういえば金箔が結構細かくて、むしろ金粉に見えた。
これまで見た中では一番細かかったんじゃないかな。

2018/12/18

酒の503 京姫酒造 かみなり三代

京姫酒造 かみなり三代 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

またもブリックタイプ。この「かみなり三代」はいろんな店でよく見る。
今回は近所のスーパーで103円で購入。
京姫酒造はたしか小山本家酒造のグループ会社だったかと。
糖類無添加で15度の「上撰」のようだけど、どんなもんだろう。

そのまま常温で飲んでみた。
香りは青の鬼ころしでも感じた溶剤っぽさがある。でもわりと穏やか。
安酒っぽい香りではあるけど別に悪くはない。大丈夫。
飲むとわりとすっきりした甘めの飲み口で、少し舌にピリピリ感。
全体にさらっとして嫌な刺激やキツイ酸味がなく飲みやすい。
喉ごしはちょっと辛めかな。特に引っかかりはない。
とりあえず、これも思ったよりも甘いなあという印象。

ややぬるめの燗にしてみた。
あ、酸味と、なんだかコクもちょっと出てきたような・・・。
全体のバランスもよくなったように感じるしこれは熱燗がよさげかな。

安酒っぽさは拭えないけどこれまで飲んだパック酒では一番いい。
よく見るということは売れてるんだろうけど、それもわかる気がする。
だからといってまた買う(以下略)。

2018/12/15

酒の502 白鶴酒造 白鶴 大吟醸生貯蔵酒 ボトル缶

白鶴酒造 白鶴 大吟醸生貯蔵酒 ボトル缶 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:13度以上14度未満 精米歩合:50%

白鶴の新製品で、ボトル缶に入った大吟醸生貯蔵酒。300円で購入。
生貯蔵酒によくある度数が低いタイプなのが少し残念。
大吟醸なんだしここは普通の度数にして欲しかった。
それとせっかくのボトル缶なんだから生貯蔵酒じゃなく生酒がよかったな。
まあ白鶴といえば生貯蔵酒、というイメージも確かにあるけど。

それはさておきこのボトル缶、上善如水と同じものじゃないかな。
とても小ぶりないい雰囲気の缶。
どうせならシリーズにしていくつか同時に出せばよかったのにとも思う。

軽く冷やして飲んでみた。
香りはすっきりと軽く、ほんのりと柑橘っぽい。
飲むと、すっきりとした飲み口からだんだんと華やかな甘味が強まる。
甘味は結構長く尾を引き、舌に残る苦味もやはり柑橘っぽい。
喉ごしはかなり軽くて度数の低さを実感できる感じ。

簡単に言うと最初は甘くて最後は苦い。
中間が抜けてる感じで、よく言えばすっきり飲みやすい。
逆に言うとちょっと物足りなくてやや単調で飽きる。
特にフレッシュさも感じられなかったかなあ。
個人的には甘味が強すぎて食べ物と合わないなと思った。
キリッと冷えたのを小ぶりなグラスでキュッと一杯、で十分な感じ。

2018/12/12

酒の501 小山本家酒造 スーパーサイズ 鬼ころし

小山本家酒造 スーパーサイズ 鬼ころし 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール分:13度以上14度未満

いよいよ本格的なパック鬼ころし、糖類酸味料入りのヤツを飲んでみる。
これはドラッグストアで105円の通称「青鬼」。
ストローはもうやめて、湯飲み(これが気分)で飲もうと思う。

常温で飲んでみた。
香りはやはり辛そう、というかつーんと目にしみる刺激がある。
安酒というよりこのサイズのパックに共通した香りがあるような?
飲むと最初に淡い酸味を感じ、すぐに結構はっきりした甘味が来る。
コクは弱く、ただし雑味もあまり無くてわりとシンプルな味わい。
喉ごしはぴりぴりと辛め。舌がジンジンする感じと甘味の余韻が残る。

度数が低いせいもあるだろうけど旨味的なものはかなり弱い。
一応舌や喉に辛さは来るけど、全体に甘味の印象がほとんどかな。
ただその甘味の質が、ちょっとかなり砂糖水っぽい。
まさに糖類を溶かし込んだ、という感じがするのですね。
こんなに甘いものなのかとちょっとびっくりした。
というわけで「鬼ころし」のイメージからはかなり遠い感じ。
でもよく言えば甘いだけで嫌味はあまり無いので飲みやすいかも。

途中でちょっと熱燗にしてみた。
んー、なんだか甘味と酸味なんかのバランスが意外といいかも。
喉ごしは軽く後味はかなりすっきり。
熱燗のほうが断然いい。だからといってまた買うかというと以下略。

2018/12/09

酒の500 小山本家酒造 武蔵之国一之宮 ゴールド鬼ころし 極上ノ辛口

小山本家酒造 武蔵之国一之宮 ゴールド鬼ころし 極上ノ辛口 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:15度以上16度未満

そして流れるように、ブリックと言えばの「鬼ころし」へ。
これは糖類を添加しておらず、度数も15度の「上撰」らしい。
まあ近所のスーパーで105円だったけど。
そのまま常温で飲んでみる。

例によってまずはストローで一口。
初っ端からビリビリと刺激があり確かに「鬼ころし」っぽい。
酸味も強めでわりと濃醇な辛口という感じかな。
喉ごしは辛いけど意外とサラリ。舌にひりひり感が残る。

んー何というか、確かに雑味もわりとたっぷりで安酒感は強い。
けど意外と悪くないなあ。うまいとは言い切れないけど普通に飲める。

でもって氷を入れたグラスに空けて飲んでみた。
香りはあんまり感じないな。鼻が慣れちゃったか。
飲むと、冷えたためか雑味を感じにくくなって軽めの味わい。
というかちょい薄め。旨味には欠ける感じ。
ストローでは少し残ったビニールっぽさは特に気にならなかった。

こうやって飲む分には特に何の問題もない。
だからといってまた買うかというと、それはまた別の話なんだけど。

2018/12/06

他の44 デュワーズ ホワイト・ラベル

デュワーズ ホワイト・ラベル 200ml ウイスキー
原材料:モルト、グレーン
アルコール分:40度 原産国:スコットランド

今回はスコッチのポケット瓶。近所のスーパーで518円で購入。
このウイスキーもいわゆる千円ウイスキー(千円スコッチ)のひとつ。
これは数年前に一度通常のボトルを買ったことがあった。
たしか甘くてなかなか好みだったような気がする。
ロックで飲んでみた。

香りはちょっと煙たい感じで酸味も少し感じるような。
うまく言えないけど、この値段としては結構しっかりとした香り。
飲むと最初に甘味を感じるけど抑え気味で、じわじわ苦味と渋味が広がる。
その甘味、苦味、渋味は、なんとなく穀物っぽい感じがする。

これまでの経験ではウイスキーって飲むたびに印象が結構変わる。
なので次に飲んだらまた違う印象を受けるんだろうな。
とりあえず今回は、そんなに甘くなくてピリッと辛口な感じだった。

で、次の日。
香りはあまり変わらない。
飲むと甘味がとろっとして濃く、それからちょっとスパイシー。
ピリッと辛くて最後にちょっと苦味が残る感じ。
ちょっと軽めだし、薄まると甘味より穀物感が強くなる。
でもなかなかいいよなあと思う。

2018/12/03

酒の499 小山本家酒造 米だけのやさしい思いやり

小山本家酒造 米だけのやさしい思いやり 180ml
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:14度

ブリックタイプの日本酒二本目も純米酒規格外の「米だけの」酒。
前回気になったビニールっぽさはこれにもあるのか。
もしあるとしたらこの先ちょっと厳しいな。
そのまま常温で飲んでみた。

まずは一口ストローで。
あ、なんか前回とよく似てるな。スーッとする溶剤っぽさがある。
ただビニールっぽさはそんなに強くないかも。
でも苦味がかなり強い。はっきりと「苦い」と言えるくらいの強さ。
なんだかあんまりやさしくはないような気がするぞ。

改めてコップに入れて飲んでみる。
香りはあまり強くない。ちょっとスーッとする感じ。
飲むと、ちょっと空気に触れたせいか揮発感は少し弱まったかも。
酸味が強くなり、アルコールっぽい刺激がジンジンと。
苦味はストローで飲んだときよりは気にならなかったかな。
でもってこっちのほうが少し旨味が感じられる、かも。

前回もそうだけどいくら「米だけ」でもやっぱり値段なりの味。
まあ雑味はあってもそれほど嫌味は無いので、そこは好印象。
こういう安いのに味の濃いお酒はロックで飲むと結構いい。

さてこの先に待つ更なるブリック酒に進むかはまだ考え中。
って一体、なんでそんなことに悩むというのか。
それはこのブリックという形態に興味を持ってしまったから。
でも詰まっているのは百円前後の、大体が糖類酸味料添加の酒。
要は面白いから買いたいけど飲めなかったらどうしよう、と。
まあでも結局買っちゃうだろうな。なんだか面白いもの。